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【侍ジャパン】ロッキーズ菅野 充実ライブBPで打ち上げ 捕手3人全員に37球「全て伝えたつもり」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
3月のWBCで連覇を目指す侍ジャパンは、11日間の宮崎事前合宿を打ち上げた。ロッキーズの菅野智之投手(36)が、合宿最終日にライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。全3捕手とコンビを組んで打者9人に37球を投げ、多彩な変化球と抜群の制球力を披露した。メジャー組では一番乗りで合流した右腕。9年ぶりのWBCの舞台へ上々の仕上がりを見せた。
磨きのかかった熟練の投球を惜しみなく披露した。22日の合宿合流から3日目。菅野がメジャー移籍後初めて日本で打者と対戦した。6人目、石垣勝への136キロのスプリット。食い込みながら内角低めギリギリに決め、足を引かせて見逃し三振に斬った。「去年の投球の約3割ぐらいはスプリット。球種の割合を見ても、日本にいた時とまるで違うピッチャーになっていると自覚しています」メジャー移籍した昨年。スプリットやツーシーム、シンカーなど動くボールを駆使して2桁10勝を積み上げた。日本時代は力強い直球とスライダーが軸。だからこそ、今のスタイルをしっかりチームに伝えたかった。3イニングを想定し、1イニングずつ侍捕手3人全員を相手に投球。自分だけの調整ではなく勝つための登板を意識し、「肌で感じてもらって、彼らがどういうふうに感じるか。今日伝えられることは全て伝えたつもり」と手応えを得た。直球は球場表示で150キロを計測。安打性は3本あったが、外角のボールの出し入れなど抜群の制球力を見せつけた。井端監督も「変幻自在だなと。投球術、配球も含めて進化している」と頼もしそうだった。前日はブルペン投球後、ダルビッシュと約1時間の野球談議。「小さい頃から憧れていた。今回聞きたいことを全部携帯にメモして(宮崎に)入った」というほど楽しみだった。技術や今後の野球人生にも助言を受け「凄く力になる言葉を頂いた。言葉にできないぐらい忘れられない時間でした」と感謝した。今後は3月2日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム)で登板し、中5日で大会3戦目となる同8日のオーストラリア戦で先発見込み。「オフシーズン取り組んできたことをしっかり見直して、引き続きキャッチャーと密にコミュニケーションを取っていくことが大事」と油断なく、準備を進めていく。(小野寺 大)