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広島 新井監督「まだ何も決まっていない」開幕スタメンもローテも“ほぼ白紙” - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島は25日、春季キャンプを打ち上げた。新井貴浩監督(49)は「昨春キャンプよりは、一つ上のレベルの競争ができている」と総括し、手応えを示した。沖縄2次キャンプではドラフト1位・平川蓮外野手(21=仙台大)を筆頭に新人5選手のアピールが光った。現状、開幕スタメンや開幕ローテーション入りの投手はほぼ白紙の状態。オープン戦が本格化する3月もサバイバルは続く。
横一線の競争を打ち出して行われた春季キャンプ。新井監督は、若手のアピールに手応えを示した一方で、開幕オーダーはまだ白紙の状態と強調した。「昨春のキャンプよりは一つ上のレベルの競争ができていると思う。そこはやっぱりルーキーたちの影響がある。(開幕投手も)まだ何も決まっていない。オープン戦が本格的に始まるので、そこで見極めていきたい」昨季は春季キャンプ中に開幕投手を発表したが、今季は期間を設けず、3月のオープン戦の中で見極める考えだ。今キャンプはドラフト1位・平川(仙台大)が実戦全8試合で安打を記録し、同3位・勝田(近大)も大学のリーグ戦では守ったことがなかった遊撃に挑戦するなど攻守で存在感を示した。その新人たちの活躍に刺激されるように、中村奨、二俣、渡辺といった若鯉たちもバットでアピールを続け、指揮官は「特に野手の若い選手というのはみんないいものを見せてくれた」と収穫を口にした。ベテランの秋山、菊池も10日の紅白戦から出場。今季は特別扱いがない中、例年よりも早い調整で順調な仕上がりを見せている。ただ、サバイバルはここからが本番。新井監督が「レギュラーも決まってないし、打順も決めようがない」と言うように、オープン戦が本格化する“3月戦線”が各選手にとって正念場になる。キャンプ打ち上げに際して、1、2軍の入れ替えも行われる。野手ではドラフト6位・西川(神村学園高伊賀)があす27日から2軍に合流。代わって、育成2位・岸本(四国・徳島)が昇格する。当初は1軍キャンプスタートを予定していたが、コンディション面に不安があったことから2軍スタート。それでも、24日のチェコとの練習試合では「1番・二塁」で先発出場し、4安打2打点と奮起。新井監督は「チェコ、社会人との練習試合もそうだし、全部映像で確認している。フィジカルに問題ない」と昇格を決断した。投手では、高橋と斉藤優が降格となり、28日の楽天戦(倉敷)を前に、左腕の塹江が1軍に合流する予定だ。より激しさが増す競争の中から誰が抜け出すのか注目だ。 (長谷川 凡記)