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ロッテ・サブロー監督、WBCチェコ代表は「変化球が打てない打者が多い」
サブロー監督(練習試合、ロッテ18-4チェコ、26日、宮﨑・都城)ロッテは26日、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するチェコ代表との練習試合(宮崎・都城)に18-4で快勝した。日本代表「侍ジャパン」と1次リーグC組第4戦で対戦するライバル国を、サブロー監督(49)が分析。本塁打を放った相手4番を警戒した。チェコは投手陣が10四死球、失策も4つと守備が崩壊。ロッテ・サブロー監督は「打線は真っすぐには強いが、変化球が打てない打者が多い」と分析した。そんな中でも確かな存在感を示したのがマルティン・チェルベンカ捕手(33)だ。「4番・捕手」で先発すると0-1の二回に左翼線を破る二塁打。三回には左翼席最深部への特大2ランと打線を牽引(けんいん)した。パベル・ハジム監督(54)が「フィールドのキャプテンでチームリーダー」と評する大黒柱。ベンチからプレーを目の当たりにしたサブロー監督は「めちゃくちゃいいバッター。僕は打者を見るときにスイングスピードと軌道を見るんですが、軌道もめちゃくちゃきれい」と称賛。WBC1次リーグ第4戦で対戦する日本に向けて警報を鳴らした。チェルベンカは元米マイナーリーガーで、2019年にチェコ出身者として初めて3Aまで昇格した経歴を持つ。現在の職業は「プラスチック業界でセールスマンをしている」。神経内科医のハジム監督をはじめ、チェコの選手、コーチのほとんどが別の職に就きながら競技を続けているアマチュア選手だ。前回23年WBCでは1次リーグで日本に2-10と完敗したが、佐々木朗希投手(当時ロッテ)から死球を受けたウィリー・エスカラ外野手が日本側に気遣わせないよう、ファールゾーンをダッシュして無事をアピール。スポーツマンシップにあふれた振る舞いがファンの心をつかんだ。その後、佐々木がチェコの宿舎にロッテのお菓子を持参してお見舞いしたことをきっかけに交流が生まれた。代表ユニホームにはカタカナで「チェコ」と記され、袖には富士山、腹部には朝日をかたどった弧が描かれている。ハジム監督は「日本のファンの皆さんが、私たちにとっていかに重要であるかを示したかった。私たちは大きなサポートを感じています。デザインには日本への感謝と尊敬の気持ちを込めています」と説明。前回大会は中国から歴史的な初勝利を挙げ、国内でも大きな注目を集めた。「ファンの数は実に10倍になり、信じられないほど」とハジム監督。日本から再び、さわやか旋風を起こせるか。侍ジャパンメンバーへ日程・結果へ