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【球界ここだけの話(4067)】侍ジャパン・坂本誠志郎、生まれ変わった菅野智之との〝GTバッテリー〟実現なるか「イメージが膨らむボールを投げられている印象は変わらない」
坂本誠志郎(左)と菅野智之連覇を目指し、自身初のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する坂本誠志郎捕手(32)=阪神=が、夢の〝GTバッテリー〟結成への準備を進めている。宮崎合宿中の22日、巨人から大リーグに飛び立った菅野智之投手(36)=ロッキーズ=のブルペン投球を捕球した。「すごく再現性の高いピッチングを取らせていただいて。自分の中でこういう風に抑えられるんじゃないかとか、こういう風に投げていけばいいんじゃないかっていう発想も出てきました。あれだけの実績ある方。コミュニケーションをとって、こっちからも発信をして、しっかりやれたらいいなと思います」21日に宮崎に入ったばかりだった菅野。チーム合流いきなりのブルペンで、坂本が相手を務めた。投球後、2人は念入りに言葉を交わした。そして合宿最終日、菅野は帰国後初の実戦形式となるライブBPに登板した。全捕手とバッテリーを組み、中村、若月に続いて坂本もマスクをかぶり、打者3人と対戦した。「日本で投げていたイメージと違うピッチャーになっていると思っている。キャッチャーが見たいものを、という感じでやっていたと思うので、いい時間になったと思います」登板後、菅野は振り返った。2024年に巨人を優勝に導き、海を渡った右腕。日本での投球スタイルは、直球とスライダーが軸だった。しかしメジャー1年目となった昨季は、投球の約3割をスプリットが占める。さらにフォーシームよりもツーシームを多投。球種構成だけでも大きく変化した。菅野自身も「日本にいたときとまるで多分違うピッチャーになっているっていう風に自分でも自覚しています」と語る。生まれ変わった菅野をどれだけ理解してリードをすることができるかが求められるだろう。坂本はライブBP後も10分以上菅野と言葉を交わした。初めて打者を立たせてバッテリーを組み、感じることもあった。「元々イメージが膨らむボールを投げられていたので、その印象は変わらない。データのあるバッター、データのないバッターと対戦することになる。データに寄り添っていくべきなのか、自分たちのフィーリングに合わせてやるか。話にもあったので、数を重ねて確認していくしかないと思います」菅野が登板予定の3月8日、日本の3戦目となるオーストラリア戦は、天覧試合となることも発表された。坂本はすでに、菊池(エンゼルス)が先発予定の7日の韓国戦での先発マスクも決定的。2人のメジャー投手を引っ張り、日本を頂点に導く。(中屋友那)