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【MLB】山本由伸が自ら予告先発 WBC初戦3・6台湾戦 侍ジャパン合流前のラス投は3回2失点
ドジャース・山本は3回を投げ5安打2失点、4奪三振だった=スコッツデール(共同)【スコッツデール(米アリゾナ州)27日(日本時間28日)=山田結軌】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(27)がジャイアンツとのオープン戦に先発し、3回5安打2失点、無四球、4奪三振で最速は96・9マイル(約156キロ)だった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前最後の登板を終え、米国を離れて野球日本代表「侍ジャパン」に合流する。先発が有力視される3月6日の1次リーグ初戦、台湾戦(東京ドーム)へ臨戦態勢を整えた。先頭打者に本塁打を浴びるなど序盤に2失点。しかし、失点は立ち上がりだけだった。山本は充実の調整登板を終え、ドジャースのアリゾナキャンプを打ち上げた。試合後は身支度を整え、グラブを磨き、日本へ向かった。「体調はすごく良いです。二回途中ぐらいから実戦の間で思い出すものがあって、いいところに投げていけました」一回にアダメズに左中間へソロ。二回は先頭から連打を浴びたが、徐々に実戦感覚を取り戻し、本来の投球に近づけた。レギュラークラス7人を並べたジャイアンツ打線は、WBCに向けたリハーサルとしては十分の相手だった。臨戦態勢を整えた山本は、3月6日の1次リーグ初戦となる台湾戦(東京ドーム)で先発する見通し。登板後の取材で、台湾メディアから「台湾戦で投げる可能性があるが、どれくらい楽しみにしているか」と質問された。「すごく楽しみにしていますし、僕も(2019年のプレミア12で)台湾でプレーしたことがありますし、台湾のファンの方がどれだけ野球が好きか、すごく分かっているつもり。すごく盛り上がる試合になると思います。ベストを尽くせるようにしっかり準備して臨みたいと思います」先発投手の発表はされていないが、山本自ら先発を〝公表〟。エースとして、重要な開幕を務める気概は十分だ。この日の最速96・9マイル(約156キロ)は過去2年のオープン戦の時期では2位タイのスピード。昨季は、ワールドシリーズ(WS)でMVPを獲得するなどポストシーズンまでフル回転だったが、調整は順調に進んでいる。「きょうの試合で特に(試合の)感覚が出てきたなという感じがあります。すごくいい登板だった」WBCではド軍でチームメートの大谷は、投手としては登板しない。メジャーで大舞台を経験し、2年連続でWSの頂上決戦で投げた山本は、実力と経験値を兼ね備えた侍ジャパン投手陣の中心的な存在として期待がかかる。「とにかくチーム一丸で、日本のチームらしくチームワークを大切に、優勝を目指して頑張れたらな、と思います」前回大会の2023年はメジャー移籍前。今はWSを連覇したド軍のエースとして、そしてメジャーを代表する投手として日の丸を背負う。日本の命運を左右する「3・6」へ、最善の準備を尽くす。侍ジャパンメンバーへ日程・結果へ