日刊スポーツ
【阪神】才木浩人「そこはもう変わらず」開幕投手ゆずっても一流マインドで準備 3・2韓国戦へ
阪神才木浩人投手(27)が韓国打線封じからシーズン開幕まで歩みを進める。2月28日、甲子園で行われた全体練習に参加。前日27日に藤川球児監督(45)が開幕投手を村上頌樹投手(27)に託したと公表したが、村上と並ぶ大黒柱の右腕は泰然自若の姿勢で本番に備える。次回は3月2日のWBC韓国代表との強化試合(京セラドーム大阪)に先発する見通しが高く、「火曜の男」筆頭候補が万全を示す。◇ ◇ ◇クールな才木は、やはりクールだった。背番号「35」のタテジマを背負い、いつも通りに汗を流す。甲子園での全体練習2日目。「投げながら、キャンプの疲労も取りながらって感じですかね」。“大役”はゆずってもやることは変わらない。練習後は汗びっしょりにロッカールームへ足取りを進めた。藤川監督は2月27日、今季の開幕投手について「今シーズンも村上頌樹投手でタイガースはいきます」と公表した。誰もが1度は憧れるシーズン最初の大舞台。昨季、最優秀防御率のタイトルを獲得した才木の開幕投手は27年シーズン以降に持ち越された。公表から一夜明け、剛腕が率直な思いを語った。「そこはもう変わらずというか。しっかり投げる日に合わせて準備していくのが一番大事なので。イニングをしっかり投げて、試合勘を入れて、開幕に合わせられるようにって感じですね」目の前の事象に左右されることなく、己の仕事を全うする覚悟。過去に右肘のトミー・ジョン手術を受けて育成契約も経験した高卒10年目の男は、一流のマインドで黙々と調整する。コンディションについても「全然問題ないっす。(昨年と)一緒ぐらいじゃないですか。体調もいい。コンディションもすごくいいので問題ないと思います」と晴れやかな表情だった。この日は登板2日前が通例のブルペン投球も行った模様。次回は3月2日に予定されているWBC韓国代表との強化試合(京セラドーム大阪)に先発する可能性が高い。万全を示せば、「火曜の男」としての開幕ローテーション入りにも算段が立つ。開幕2カード目は京セラドーム大阪でのDeNA戦。韓国戦は本番と同じ舞台でのデモンストレーションになる。「試合に慣れていく方がすごく大事かな」。才木は才木の仕事を果たす。【只松憲】