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侍ジャパン・森下翔太 新設ホームランウイング1号、世界への翼弾! 大谷翔平ら見つめ「すごくなる理由がある。目指すところはああいうところ」と決意新た
二回、本塁打を放つ侍ジャパン・森下翔太。本戦でどんな役割となっても、大仕事が期待できる男だ=バンテリンドーム(撮影・宮沢宗士郎)野球日本代表「侍ジャパン」は28日、バンテリンドームで行われた壮行試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 ナゴヤ」で中日に7-3で勝利した。「5番・右翼」で先発出場した森下翔太外野手(25)=阪神=は二回先頭で左越えソロ本塁打。今季新設された「ホームランウイング」に飛び込む初アーチで、前夜一発を放った佐藤輝明内野手(26)に続き虎の大砲が猛アピールだ。「3・2」からはメジャー組も強化試合に出場するが、森下も羽ばたく準備はできている!!快音が響き、矢のような打球がフェンスを越える。集中力を高め、初球に飛びついた。前夜、決勝3ランを放った佐藤に続き、阪神の大砲コンビの森下が豪快な一発だ。「きのうの感覚がよくなかったので、修正をしたかった。入るとは思わなかったんですけど、テラスもあってバンテリン(ドーム)に感謝です」まずは一回1死一、三塁の右翼守備で、中日・細川が放った右前へ落ちようかという痛烈な打球を前進してダイレクトで好捕。犠飛となったが守備で魅せた。そして、1―1の二回先頭の打席で大野のツーシームをとらえ、打球速度161キロで左翼へ。今季新設されたテラス型観客席「ホームランウイング」に初めて飛び込む一発になった。右中間と左中間の外野フェンスは本塁側へ最大6メートル移動し、最深部で116メートルから110メートルに短縮された。フェンスの高さは3・6メートルと、1・2メートル低くなった。その恩恵を受け、堂々と侍での7本目のアーチを架けた。一回には中大の2学年先輩にあたる牧もソロを放っており、プロ入り初のアベック弾となった。「常に前に立って結果を残し続けてくれていた人。その背中に追いつけ追い越せと思ってやってきた。あそこまで野球に対して真摯(しんし)に向き合っている人もなかなか少ない中で、近くにいてくれたというのはすごく心強かった」。再び同じユニホームに袖を通し、特別な思いはもちろんある。だが、今回の侍ジャパンではそれ以上に、ここはゴールではなく通過点だという思いに突き動かされている-。2月25日からは吉田(レッドソックス)、鈴木(カブス)が、26日からは大谷(ドジャース)がチーム本隊に合流。27日の中日戦前の3人の打撃練習を、森下は真剣な表情で見つめた。「ただすごいだけじゃなく、すごくなる理由があるのを感じた。目指すところはああいうところ」。思わず立ち上がり、自身のフォームと照らし合わせて確認する姿もあった。