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侍ジャパン・牧秀悟&森下翔太がアベック弾 中大コンビが世界へ MLB組ばかりではない…NPB組も頼もし!
侍ジャパン・牧秀悟は一回に先制本塁打を放つ=バンテリンドーム(撮影・宮沢宗士郎)野球日本代表「侍ジャパン」は28日、バンテリンドームナゴヤで行われた壮行試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」で中日に7-3で勝利した。「3番・DH」で出場した牧秀悟内野手(27)=DeNA=が一回、左翼席に先制のソロ本塁打を放った。二回には中大の後輩、森下翔太外野手(25)=阪神=が左越えに運び、バンテリンドームナゴヤに新設されたテラス席に飛び込む〝1号〟となった。チームは3月1日に大阪に移動し、山本由伸投手(27)らが合流して全選手がそろう予定。侍ジャパン・森下翔太は二回にソロアーチ(撮影・宮沢宗士郎)日の丸がはためく左翼席に白球が吸い込まれるとバンテリンドームが揺れた。直近2試合で快音がなかった牧がついに目覚めた。「これまでなかなかいい当たりのヒットもなかったので、今日は強い打球を打てたかな」一回2死で中日・大野の投じた初球の変化球を迷いなく振りぬき、スタンドインを確信した。打球速度171キロ、飛距離120メートルの文句なしの一発だ。この先制ソロに中大の2学年後輩の森下(阪神)も続き、二回に勝ち越しとなるソロ。2月の宮崎合宿でも連日食事に行くほど仲が良く、ともに明るい性格のムードメーカー。そんな2人による〝アベック弾〟で大会2連覇を目指すチームを景気づけた。ベンチで談笑する森下翔太と牧秀悟(撮影・福島範和)牧は23日のソフトバンクとの壮行試合(サンマリン宮崎)では1打数無安打2四死球、27日の中日戦は2打数無安打1死球と鳴りを潜めていたが、そんな停滞感もひと振りで払拭した。爆発の予感があった。2日連続でフリー打撃を実施した大谷(ドジャース)のスイングに思わず目を奪われた。前回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に続き、ワールドクラスの大谷の打球に驚きつつも〝憧れる〟だけで終わらせることはしなかった。昨季ナ・リーグMVPに輝いた大谷のトラックマン(弾道測定器)のデータをじっくり見て研究。前回大会では「同じ打ち方をすれば(打球が)飛ぶんじゃないか」と考えてしまったというが、今は自分らしさを大事にする。「タイプが違う。どう体を使っているかとか、自分に合うものを厳選して取り入れられたら」。飽くなき探求心で吸収し続け、ようやく結実させた。「試合に出たいというのが一番。チームを勝たせる一打を打てれば」と牧。前回大会は6試合で打率2割と不振で準決勝以降はスタメンから外れる悔しさを味わっただけにリベンジの思いは強い。神奈川の牧から世界の「MAKI」へ―。3月6日、1次リーグ初戦の台湾戦(東京ドーム)へ、暴れ回る準備はできている。(織原祥平)侍ジャパンメンバーへ日程・結果へ