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阪神・伊原陵人「体を使って投げる」〝脱・腕投げ〟に手応え、2日韓国戦登板予定
ダッシュをする阪神・伊原陵人=甲子園球場(撮影・泰道光司)阪神・伊原陵人投手(25)が28日、甲子園で行われた全体練習に参加。「体を使って投げる取り組みを、自主トレ、キャンプとやっていた。その継続です。全然、問題ない」とコメント。スタミナ不足の解消と球の切れをよくするための新フォーム習得へ-。手応えを口にした。NTT西日本からドラフト1位で入団した昨季は、28試合に登板して5勝7敗、防御率2・29。夏場に調子を落とし、後半は中継ぎに配置転換となった。「どうしても(投球時に)腕に頼ってしまった部分があった。リカバリーに時間がかかったり、疲れがきたりがあった」オフに専門のトレーナーに相談。左肘に負担がかかる投球フォームを指摘された。「シーズン中、しんどい時は必ずある。その中で、いかにいいパフォーマンスを出せるか」をテーマに掲げて投球フォームを試行錯誤。行きついたのは〝脱・腕投げ〟だった。宜野座キャンプ中も体全体を使い、黙々と低めに切れのある真っすぐを投げる姿があった。キャンプ打ち上げとなった2月25日、MVPとして9人もの名前を挙げた藤川球児監督(45)も「本当に一番成長したのは伊原だと思う」と強調したほどだった。効果は結果にも表れ、キャンプ中の実戦登板2試合で4回2安打無失点だ。今後は2日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた韓国代表との強化試合に登板することが有力。国際試合の経験はないが「簡単に対戦できる相手ではない。もし投げるのであれば、いい勉強になる」と声を弾ませた。先発ローテーションに加わるか、救援に回るかは今後のチーム事情によって決まる見通し。それでも「(ここまで)いい練習がすごくできた。それは引き続きやっていく必要がある」と自信がみなぎる。全身で投げる伊原が、全身全霊で2年目の飛躍を目指す。(三木建次)オープン戦日程へ