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【侍ジャパン】「ムードメーカーDeNA・牧 頼もし先制弾!ドジャース・大谷のイジりにはタジタジ - スポニチ Sponichi Annex 野球
WBCで連覇を目指す侍ジャパンは28日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026」の中日戦に7―3で逆転勝ちし、壮行試合を全て終えた。正二塁手として期待されるDeNAの牧秀悟内野手(27)が初回に左越えの先制ソロを放ち、中大の2学年後輩にあたる森下翔太外野手(25)とのアベック弾で打線を活気づけた。1日には大阪へ移動。2日からの強化試合では、いよいよ大谷翔平投手(31)らメジャー組の出場が見込まれる。
侍の「ムードメーカー」はグラウンド内外で笑顔をもたらす。前夜の試合後に突如、世界のスーパースターのインスタグラムに登場した牧は照れ笑いした。「まさか(フォロワー数が)何百万のインスタに載せられるとは思わなかった。盗撮です。記録用かと思っていた」。2月26日に合流した大谷にイジられまくっている。試合前練習でフリー打撃のトラックマンの数値を見ていた時には後ろから肩に顎を乗せられ、驚かされた。柔らかなコミュニケーションの連続。「今回は凄くたわいもない会話もできてますし、前よりも緊張なくしゃべれている」と受け止めた。大谷だけでなく鈴木、吉田、大阪からは岡本、村上、山本も合流。前回23年大会経験者として橋渡し役には適任で「まだしゃべっていない人もいる中で、そういう役目を果たせれば」と見据えた。プレーでも笑顔にさせる。初回2死から先制の左越えソロ。前日は死球でもん絶した同じ第1打席でアーチを描いた。3年前は3戦目だったチェコ戦で大谷の代打で出場。「大ブーイング来るんじゃないかなって。自分が一番緊張していた」という重圧の中での一発など、2本塁打で優勝に貢献した。6日の初戦が迫る中「練習時間は限られているが、準備不足にならないように入れている」と力強くうなずいた。立場は違う。井端監督が就任後、23年アジアプロ野球チャンピオンシップ、24年プレミア12に主軸として出場。今大会は正二塁手として期待がかかり自然体を強調した。「前回は何も分からずに本戦に入ってしまった。自分のやるべきことをとにかくやることが、このチームは一番強い。誰かに合わせたりとかはしない方がいい」報道陣に対応した試合後のミックスゾーンでは森下にぶつかられるなど後輩からもイジられる姿は日常の光景。「本番に向けてさらにいい準備をしていきたい」。最高の景色を知る男がチームを一つにする。(小野寺 大)