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DeNA・東克樹、今季初実戦で2ラン浴びるも納得顔「いい勉強になりました」
DeNA・東克樹は一回、中日・細川成也に2点本塁打を浴びた(撮影・福島範和)(オープン戦、中日9-2DeNA、1日、愛知・バンテリンD)DeNAの開幕投手に決まっている東克樹投手(30)が1日、中日とのオープン戦(バンテリンドーム)に先発し、2回4安打2失点だった。今季初実戦で新たな配球を試し、相手の主砲を担う細川成也外野手(27)に2ランを許したが、意図した投球の内容に手応えを示した。改修工事を終えて狭くなった敵地での登板に収穫を得た様子だった。主砲の細川との対戦で東が選んだのは、これまでになかった配球だった。外角ボールゾーンからストライクに入れるバックドアのスライダーだ。一回2死一塁。1-1からの3球目に投じ、鮮やかに仕留められて左翼席へ先制2ランを浴びた。それでも納得顔で勝負を振り返ったのは、明確な狙いがあったからだ。「投げてみて、どうかなって。成也はあのコースに手が届く。それで引っ張るパワーがある。それでも投げないと選択肢が減ってしまう。いい勉強になりました」昨季3年連続2桁勝利となる14勝を挙げ、自身2度目の最多勝に輝いた。攻略を期す相手のマークが厳しくなるのは当然。「現状維持は退化」と口にしてきたエースは変化をいとわず、オープン戦だからこそ試せる投球に重きを置いていた。昨季は元同僚の細川に対して1本塁打を含む11打数5安打と分が悪く、被打率・455だった。さらに、一発が出にくかったバンテリンドームの外野にはテラス型観客席が新設され、右中間と左中間のフェンスが本塁側へ最大6メートル移動した。3年連続20本塁打以上を誇る宿敵の攻め方には、細心の注意を払う必要がある。打者有利となる状況にも望むところだ。「かなり狭くなっていると感じました。野球は点が入った方が面白いですからね。また一つ山を越えられるか。成長につながる球場になってくるんじゃないですか」。いかにして打者を封じるか。想像を巡らせた左腕は不敵に笑い、腕を撫した。(鈴木智紘)一球速報へオープン戦日程へ