日刊スポーツ
【阪神】2年ぶり開幕ローテへ、伊藤将司「結果出すだけ」3日侍ジャパン戦先発 藤川監督が明言
さあ、侍斬りだ。阪神伊藤将司投手(29)に最高のアピール機会が訪れた。藤川球児監督(45)が1日、3日に行われる侍ジャパンとの強化試合(京セラドーム大阪)に伊藤将を先発させることを明言した。侍組は大谷翔平投手(31)も出場する見込みで、好投すれば2年ぶりの開幕ローテーション入りが近くなる。沖縄・宜野座キャンプでは左膝付近に打球が直撃したが万全を強調。2日の韓国代表戦は才木浩人投手(27)が先発する。◇ ◇ ◇3日の強化試合は侍ジャパンにとって本番前ラストゲームになる。WBC連覇を目指す井端ジャパンの総仕上げ。国を背負って戦う男たちと最後に“激突”するのは昨季のセ界王者、阪神だ。藤川監督は先発を「伊藤将司です」と明言。2番手以降に新外国人のイーストン・ルーカス投手(29=ブルージェイズ)らが備える。開幕ローテーション候補の伊藤将はこの日、甲子園でキャッチボールやブルペン投球を行った。「もうシーズンに入るのもすぐだと思うので、しっかりアピールできたらいいなと思います」。沖縄・宜野座キャンプでは2月11日の紅白戦で左膝付近に打球を受けたが、大事には至らず。同21日の中日戦(北谷)では2回1安打無失点の好投を披露した。患部については「(甲子園に)帰ってきてキャッチボールとかでも心配なさそうなので、大丈夫だと思います」と強調。侍ジャパンは大谷翔平らメジャー組も出場する見込みで、好投すれば2年ぶりの開幕ローテ入りはグっと近くなる。「結果を出すだけだと思います」。注目の一戦を託されたのは期待の表れ。猛アピールで首脳陣の先発起用に応えたい。開幕投手は村上で決まっており、「火曜の男」も2日のWBC韓国代表戦で先発する才木が最有力。才木が順調ならば、開幕ローテは残り4枠。高橋、大竹、伊原、ルーカスと左腕だけでもライバルが多い状況にある。伊藤将は「ゴロアウトだったり、そういう低めへの丁寧な投球ができたらいいなと思います」と持ち味の打たせて取る投球スタイルで侍斬りを披露する。プロ1年目から3年間で29勝をあげた実績がある。直近2年間は4勝止まりで、昨季はリリーフとして開幕を迎えた。不完全燃焼のシーズンを過ごしてきたが、5月に節目の30歳を迎える今季は目つきが違う。「頑張りたいと思います」。伊藤将が絶好のアピールチャンスをモノにする。【只松憲】◆伊藤将の沖縄・宜野座キャンプ 先乗り自主トレでは1月30日にブルペン投球。2月2日にはカットボールやスライダーを交えて62球投げ込んだ。順調な調整を重ねるも、同11日の紅白戦で鋭いグラウンダーが左膝の外側に直撃。途中降板したが自力歩行で球場をあとにし、翌12日は別メニュー調整。同15日にブルペン投球を再開し「大丈夫です」と語った。実戦は同21日の中日とのオープン戦(北谷)に登板。高橋、才木に続く3番手で2回1安打無失点、1奪三振、1四球の内容だった。