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阪神・中野拓夢、韓国戦で史上最高の〝スパイ大作戦〟へ「何か情報共有ができれば」
京セラでの練習を終え引き揚げる中野拓夢(中央)、近本光司(右)ら阪神ナイン=京セラドーム大阪(撮影・水島啓輔)史上最高の〝スパイ大作戦〟だ! 阪神は2日、プールCに所属し、7日に日本代表と対戦するWBC韓国代表と強化試合(京セラ)を行う。前回大会のWBC戦士、中野拓夢内野手(29)は1日、京セラ、甲子園で練習後、韓国投手陣の情報を侍ジャパンに還元したい考えを明かした。前回のWBC世界一戦士だからこそ、使命を感じていた。プールC最大のライバルを目で分析し、肌で感じる。2日の韓国代表戦に臨む中野が、侍ジャパンを情報で後押しすると宣言した。「(佐藤)輝だったり森下だったり、(坂本)誠志郎さんも…。『韓国のピッチャー、どうだった?』っていうふうに聞いてくる可能性もある。そこは自分で、こういうピッチャーだったというのをしっかりと頭に入れながら、何か情報共有ができればいいかなと思います」京セラ、甲子園で2部練習が行われ、藤川監督が韓国代表との強化試合で中野を1番で起用することを明言。3月上旬にレベルの高い投手と対戦できるのは貴重な機会だが、中野は「自主トレからキャンプを含めてやってきたことを試合で出すだけ」と努めて冷静だった。侍ジャパンは7日の1次ラウンドで韓国代表と対戦する。相手はメジャー通算78勝の柳賢振(リュ・ヒョンジン、韓国ハンファ)や、同28勝のデーン・ダニング(ブレーブス3A)らを擁する。18・44メートル越しに感じた球質や配球傾向といった生きた情報は、侍ジャパンにとっても有益になる。少しでも日本の勝利につながるのなら-。そんな思いを胸の片隅に抱きながら、打席に立つ。2023年のWBCで歓喜の瞬間を味わった中野にとって、大谷(ドジャース)や吉田(レッドソックス)ら、代表メンバーとの交流も楽しみの一つ。「世界で活躍されている選手を生で見られるのは誰しもが羨ましがることで、いい勉強にもなる」と再会を喜ぶ。もちろん、シーズンに向けての自らのパフォーマンスも重視している。「開幕に向けて、やるべき課題はまだまだあると思っている。この2試合で、まずは課題をしっかりと見つけながら、いい打席を送れればいい」前回大会で世界一をつかみ、その勢いのまま18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いた。今度は〝裏方〟となって、侍ジャパンの連覇を支える。(萩原翔)★中野の第5回WBC VTR背番号7で初出場。二遊間ともに守れるスーパーサブとして世界一に貢献した。1次ラウンドの韓国戦で遊撃・源田が右手小指を骨折すると、途中出場して初安打。源田が復帰するまで、チェコ戦、オーストラリア戦で先発出場した。全5試合で打率・300(10打数3安打)、4四球、2盗塁。持ち味をいかんなく発揮した。オープン戦日程へ