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【侍ジャパン】佐藤輝明 猛虎撃ちでスタメン獲りアピール「しっかり結果を残したい」3日に阪神と強化試合 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは1日、2日からのオリックス、阪神との強化試合に備えて名古屋から大阪へ移動した。佐藤輝明内野手(26)は本大会のスタメン出場へ向け、「しっかり結果を残したい」と本番前ラスト2試合でのアピールを誓った。一部選手は移動後、京セラドーム大阪でのピックアップ練習に参加。この日からチームに合流した村上宗隆内野手(26)がさっそくフリー打撃で推定140メートルの特大弾を2発放って気を吐いたが、猛虎の主砲も後れを取るつもりはない。
この日午前の名古屋駅は、大阪へ移動する侍ジャパンを一目見ようと詰めかけたファンで大混雑だった。佐藤輝は、大谷や鈴木らとともにホームへ。群衆から「テル~」の声援も飛ぶ中、威風堂々、新幹線に乗り込んだ。「(普段はないチームメートとの対戦を)楽しみにしています」2日から始まる本大会前最後の強化試合2連戦。特に心待ちとするのが、「JAPAN」のユニホームを身にまとって、本来のチームメートと対峙(たいじ)する、あす3日の阪神戦だ。当然、地元の阪神ファンも多数、来場するはず。「頑張っているところを見てもらいたいですね」。ただ「楽しみ」な一戦は同時に、佐藤輝にとっては勝負どころでもある。短い言葉に強い決意をこめた。「しっかり結果を残したいですよね」この日午後からは、一部選手が参加して京セラドームでピックアップ練習が行われた。この練習から、村上がチームに合流。フリー打撃では、いきなり推定140メートルの特大弾を2本放つなど気を吐いた。今大会では主に一塁手として構想されるが、本来は三塁手。さらに正三塁手の筆頭候補・岡本も、この日のうちにチーム宿舎に入った。現時点で、本大会では佐藤輝にとって強力なライバルの2人が、一、三塁を形成する可能性が高い。強化試合ラスト2試合のスタメンも、基本的には2人が担うことが濃厚だ。だが、たとえ途中出場になっても、虎の大砲がやることは、ただ一つだ。「佐藤輝」の名を、井端監督をはじめとした首脳陣の脳裏にも深く刻みつけてもいる。2月22日の壮行試合・ソフトバンク戦から実戦4試合すべてに「4番・三塁」で先発出場。打率・364、1本塁打、8打点と持ち味の打棒を振るい、存在感を発揮してきた。本職の三塁のみならず、事前合宿から意欲的に右翼守備にも取り組んで虎視眈々(たんたん)と出場機会を探っており、有事の際には右翼での出場の可能性も残す。そのためにも必要なのは、誰もが納得する「結果」だ。この日のピックアップ練習は休養に充て、宿舎で英気を養った。井端監督を最後の最後まで悩ませるべく、猛牛、そして猛虎を打ち砕く。 (石崎 祥平)≪近大時代に阪神と対戦≫○…近大2年時の19年3月7日、プロアマ交流戦に「4番・三塁」で出場。初回1死一、二塁で右翼線へ適時二塁打を放つなど2安打1打点で、視察した阪神、広島など5球団のスカウト陣から高評価を受けた。ドラフト解禁年の20年は、8月16日に実施され「3番・三塁」で出場。初回1死一塁で才木から二塁打を放つなど4打数2安打1盗塁と躍動。平田2軍監督は「いいスイングをしているし、何より雰囲気を持っている」と評価した。