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【侍ジャパン】Wソックス村上が大谷バットで5階席弾!4番期待の大砲が合流即フリー打撃で柵越え8発 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が1日、京セラドームで侍ジャパンの練習に合流した。フリー打撃では大谷翔平投手(31)のバットを借りて140メートル弾を放つなど5階席弾を2発。47スイングで8本の柵越えを放った。2日のWBCへ向けた強化試合・オリックス戦出場を明言し、6日に初戦を迎える本番でも前回大会に続き4番の可能性がある主砲が順調な仕上がりを披露した。
5階席まで飛ばした。村上が合流即、敢行したフリー打撃。37スイング目だった。バットはメジャー挑戦に伴って新調した灰色と黒のツートンカラーではなく、黒一色。大谷のバットを借りて中堅右へ推定140メートルの特大弾を運んだ。「明日の試合も出る予定なので、体を動かす意味でも。6日に初戦。もう本当にすぐそこなので、やれることはやろうという思いで練習に参加しました」吉田と同組で行ったフリー打撃。序盤はミート中心で、徐々に力を入れていった5セット目だった。大谷バットを拝借し8スイングで2発。ケージ裏では大谷から「今のが一番?」と聞かれるなど、笑顔で言葉を交わす場面もあった。最終6セット目は自身のバットで9スイング。また5階席まで持っていくなど3連発を含む4発を放った。前日に米アリゾナ州フェニックスから、ロサンゼルス、羽田、伊丹と3便を乗り継いで計20時間かけて大阪入り。「時差ボケも多少ありますし、万全かは分からないけれど、その中でも試合があるので、もうやるしかない」。米国でのオープン戦4試合ではアーチこそなかったが、13打数5安打の打率.385と仕上がりは順調だ。3年前は大谷のバンテリンドームでの打撃練習に衝撃を受けた。目の前で見せられた圧倒的な飛距離。「初めて見たけど、凄かった。言葉が出ないというか、初めて感じたことがいろいろありました」と他の侍メンバーとともに感嘆するだけでなく、唯一悔しがっていたのが村上だ。前年に日本選手最多56本塁打を放ち、3冠王に輝いた自負があった。前回大会で受けた多くの刺激を基に新たなトレーニングなどを導入した時期もあった。模索した結果、たどり着いたのは「自分は自分。他人は他人」。信念を貫いて進化してきた。3年後、メジャーリーガーとして舞い戻り、この日一番の飛距離で周囲を感嘆させた。井端監督は「中軸として考えてます。彼本来の打撃を心がけてくれればいい」と話し、2日の強化試合・オリックス戦は4番の可能性が高い。「もちろん、できるのであれば毎打席ホームランを打ちたいですし、毎打席いい打撃ができればと思っている。一流の選手ばかり。どの打順であっても、しっかりと責任感を持ちながら頑張りたい」と村上。堂々と侍ジャパンの中心に座るだけだ。(青森 正宣)▽村上の23年WBC 当初は「4番・三塁」で出場したが、1次ラウンドで打率1割台と打撃不振。イタリアとの準々決勝から5番へ打順を下げた。準決勝・メキシコ戦は3三振だったが、1点を追う9回裏、無死一、二塁から中堅フェンス直撃の逆転サヨナラ2点二塁打。さらに米国との決勝では1点を追う2回、右中間へ同点ソロを放った。通算7試合で打率.231、1本塁打、6打点だったが、勝負どころでの一打が光る大会となった。【村上と一問一答】――合流した。「無事にケガなく、向こう(米国)でもキャンプを過ごせた。まだ全員とは一緒に練習はやっていないけれど、今日練習したメンバーも宿舎でお会いした方々も元気だったので、凄く楽しみです」――前回大会を経験している。「前回も一緒にやったメンバーがたくさんいますし、前回も経験しているので、戸惑いなく試合に臨めるかなと。伝えられるところは伝えていければ。勝ちに少しでも貢献できるような活躍ができれば」――メジャー移籍1年目でもWBC出場を決断した。「日の丸を背負うチャンスがあるのであれば、僕から断ることはない。誇らしいこと。迷いは全然なかった」――連覇が懸かる。「チームとして大会の重み、プレッシャーは前回と変わらず今回もある。前回は優勝したけれど、またチームも選手も変わっているので、チーム一丸となって新しい頂点を獲りにいけるようにっていう気持ちで頑張りたいなと思っています」