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26年版侍“お茶ポーズ”は北山が発案 大谷の無茶ぶりに「一晩寝れないぐらい考えて」ダメ出しに反論?も - スポニチ Sponichi Annex 野球
26年版侍ポーズの“仕掛け人”と“発案者”が判明した。5日開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」は2日、京セラドームでの強化試合でオリックスと対戦。3点を追う5回に吉田正尚外野手(32=レッドソックス)が本塁打後に見せたセレブレーションポーズは大谷翔平投手(31=ドジャース)の“無茶ぶり”で北山亘基投手(26=日本ハム)が発案したことが分かった。
北山は試合後「「前日に)大谷さんから“明日、セレブレーション決めて発表して”って急に言われて…一晩の間で、まあ寝れないぐらい考えて」と笑顔で26年版セレブレーション誕生秘話を明かした。ポーズは「まあ“お茶”…世界で戦うんで、日本の伝統文化がいいかなっていうので。自分、京都出身なので“抹茶”とか有名じゃないですか。大谷さんも某お茶メーカーのCMもされていたんで、これかなと」と“お茶ポーズ”が出来上がったと照れ笑い。具体的な動きについては「正しいお茶の飲み方をしたら面白いんじゃないかっていうので。じゃあ、点が入った時に、(正式な)お茶を飲む時に(やる)2回右手で(茶碗を)回して、飲み口を正面から避けて飲む…みたいなのをしましょうって言ってやったんですけど」と説明。だが、「吉田正尚さんが1発目(ホームランを)打った時に、もう忘れてたらしくて」と笑い「(8回に)二塁ベース上で若月さんだけ、めちゃくちゃ丁寧にやってくれて。それはめちゃくちゃうれしかったんですけど。絶妙に浸透してそうでしてない感じで…(苦笑い)。ロッカーに戻ったら大谷さんに“やっぱダメだ”みたいに言われて」とイジられたことを明かした。愛のダメ出しには「いやいやと思って(苦笑い)。一生懸命考えたんで。まあ明日もあるんで“もう一回考えよう”みたいに言われたんですけど、さすがににしんどいですって」と笑いながら再考司令を拒否。日本ハムの偉大な先輩からイジられ「うれしいですよ。そうやって(チームに)なじませてもらえて。ましてや一番中心の選手の方なので。そうやって声をかけてもらえるのはありがたいですし。もう、話の発端の本人が(お茶ポーズを)やるのを、僕は楽しみにしてます。そこまでやってもらわないと、っていう感じでは見たいなと思います。明日、大谷さんが打って、ベース上でやってくれることを祈りながら応援したいなと思います」と“大谷さんがやってくれないと広まらない”“大谷さんが打ってポーズを披露すれば世界に広まる”と言わんばかりにイジり返した。ネーミングについて、源田は“抹茶ポーズ”と言っていたが、北山本人は“茶道ポーズ”か“お茶ポーズ”のイメージだと言い「お茶ポーズでいいかなと。ちゃんとやってほしいですね。しっかり考えたので明日も期待したいです。明日やって浸透しなかったらもうボツでいいです」とニヤリと不敵な笑みを浮かべた。大谷が、村上が、鈴木が…4回までまさかの無安打。オリックス投手陣に完全リレーを許していた侍打線だったが、0―3で迎えた5回に吉田が特大の一発を右翼5階席に叩き込んだ。ホームイン後には、メジャーのオープン戦でブルージェイズの岡本和真が見せた“ごますりポーズ”に似たしぐさを見せニッコリ。ベンチでは大谷が両腕を突き上げ喜びを爆発させた。吉田は何かを擦(こす)るポーズ後に、何かを持って飲むポーズも。出迎えでは佐藤輝も同じポーズを見せた。その後、6回には代打・牧原も中前打を放った後に同じしぐさを披露していた。前回23年大会では、ヌートバーが見せた“ペッパーミル”がメンバーに広がり侍ポーズに。岡本が海の向こうで見せたポーズも現地では“抹茶ポーズ”や“ワサビポーズ”と呼ばれていた。だが、岡本の見せたポーズとは無関係だったと判明。この日の円陣で北山が初披露していた。ペッパーミル旋風で世界一まで上り詰めた前回大会から3年。この試合からメジャー組の実戦出場が可能となり、山本由伸投手、岡本和真内野手を含めた30戦士がそろい踏み。3日のラスト強化試合を経て、チームの連覇への挑戦が幕を開ける。