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菅野智之、さすがの2回0封! 侍ジャパン最年長36歳…初球つまずいても全く動じず
六回、マウンドで膝をつく菅野。久しぶりの日本での登板でバランスを崩した(撮影・林俊志)WBC強化試合(2日、オリックス4-3日本、京セラ)米国でもまれ、さらに磨かれた熟練の投球術が光った。菅野智之投手(36)=ロッキーズ=がオリックスとの強化試合に3番手で登板し、2回無安打無失点で上々の仕上がりを見せた。「立ち上がりにばたついてしまったけど、2イニング目は(ボールを)操ることができた。いい登板になった」六回の投球練習の初球で足を滑らせ、暴投。先頭の森友を迎えたところでも足場が定まらずに四球を許したが、続く宗を二ゴロ併殺打に抑えた。七回はテンポよく2死とし、渡部を内角のツーシームで見逃し三振に斬り、本戦前最後の登板を終えた。七回を投げ終えた菅野(左)は若月と笑顔で言葉を交わした(撮影・松永渉平)巨人から大リーグ、オリオールズに移籍した昨季は30試合で10勝(10敗)をマーク。球威と制球力で圧倒したNPB時代から進化を遂げ、米国流のツーシームを多用するスタイルでオリックス打線を手玉に取った。エースとして活躍した2017年以来、2大会ぶりの出場で今回はチーム最年長となる。まとめ役としても期待されるベテランは早速、懐の深さを見せた。1日の夜に大阪市内の焼き肉店で開催された決起集会でチーム全員分の代金を支払った。「ちょっとだけ出させてもらった」と控えめに話したが、気前の良さでナインのハートをわしづかみ。チームの一体感は確実に高まっている。菅野は8日の1次リーグ第3戦、オーストラリア戦(東京ドーム)での先発が有力で、この日と同様に若月(オリックス)とバッテリーを組む見込み。同戦は天皇陛下が観戦される。歴史的な一戦の先発のマウンドに立つ36歳は「腹をくくって本番を迎えるだけ。背伸びせず、等身大でマウンドに上がれれば」と早くも気合十分だ。(織原祥平)一球速報へ侍ジャパンメンバーへ日程・結果へ