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阪神の左翼争い、韓国撃ちで若虎アピール合戦! 藤川球児監督「いいパフォーマンス」
二回 四球を選ぶ阪神・前川右京=京セラドーム大阪(撮影・中井誠)阪神は2日、京セラドームで韓国代表とワールド・ベースボール・クラシック(WBC)強化試合を行い、3-3で引き分けた。0-2の二回、前川、中川、高寺、小野寺の左翼争いする4人がつながり、同点に追いつくと、伏見の適時二塁打で一時勝ち越し。藤川球児監督(45)は「いいパフォーマンスを見せた」とたたえた。下位打線が指揮官の期待に応えた。前川、中川、高寺、小野寺…。左翼争いを繰り広げる若虎が、バトルをさらに激化させた。藤川監督も満足顔だ。「胸を借りるつもりで、若い選手たちを5番以降に起用した。キャンプから力強く立ち上がってきた選手たちが、いいパフォーマンスを見せたような素晴らしいイニングだった」2点リードされた二回だ。相手先発は2024年の韓国リーグの最多勝右腕、郭彬。一回は156キロの直球を軸に中野、ディベイニー、近本をあっさりと三者凡退に抑えられる中、若手が奮起した。1死から前川が四球を選び、中川の右前打で一、三塁とすると、高寺が中犠飛で1点を返した。続く小野寺が放った左翼への打球は、ダイビングキャッチを試みた左翼手ジョーンズのグラブからこぼれ落ち、同点二塁打。最後は伏見も左中間へ適時二塁打を放ち、この回3点で一時勝ち越しに成功した。チーム初安打で火付け役となった中川は151キロを打ち返せたことに「普段から練習でやっているんで、それがいい感じに打てたかな」と手応えを口にした。試合前の打撃練習では、京セラドームの5階席にたたき込んだメジャー級のスイングの持ち主。「もちろん全打席打ちたいですし、そのために練習やっているんで、もっとしっかり練習して詰めていきたい」と高みを目指す。「野球選手は野球キャリアを通じて伸びていくことが重要。ありがたいゲームになったんじゃないですかね」と藤川監督。韓国エース格を打ち崩した若虎たちが、切磋琢磨していく。(渡辺洋次)