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【なるべく週刊エモト】何十年たっても埋まらない日米の身長差…WBCで見るべきは日本の技術、工夫、知恵
打撃練習中に大谷翔平(右)と談笑する村上宗隆サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏(78)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕を前に、日米の体格差に言及。その差は埋まったのか、それとも…。(構成・内井義隆)--WBC開幕が迫っています「最後は日本とアメリカが戦うことになるのだろうね。そこで、日米の体格差について取り上げよう。アメリカのピッチャーの平均身長が190センチ。日本は180センチ。この差はどうなのか」--と、いいますと「エモトは現役時代、189センチだった。いまだに、春季キャンプの取材に行くと、俺より背の高い選手は、あまり見当たらない。プロ野球全体で、何十年たっても日米の身長差は、埋まっていないということだ」--実感ですね「何か埋まったものはないものか? そう考えてパッと浮かぶのは、体重だよ」--出ましたか「筋肉をつけて、体重を増やそうと一生懸命、ウエートトレをやって。はた目には、トレーニングの成果なのか、食いすぎなのか、よくわからん。どうみたって、ブヨブヨな体の者もいる」--辛口で「その結果、例えばバッターなら、ホームランが増えたのか? 外野フェンスの手前に客席を設けるなど、ホームランを出やすくする球場もあるくらいだから、答えはわかるわな」--わかります「そりゃ、まれに村上(前ヤクルト、現ホワイトソックス)のように、シーズン56本をマークする選手も出現するけど、NPB全体でホームラン数が増えたわけではないし、打率なんて下がっているじゃないか」--確かに「身長は追いつかない。パワーも及ばない。この差は永遠に埋まらないのか…とも思う」--はい「ただし、体が大きければいい、というものではない。山本(ドジャース)と今永(カブス)は身長178センチで、メジャーでも活躍している。要は技術、工夫、知恵なんだ。WBCでは、そのあたりにも目を向けてみては、いかがかな」侍ジャパンメンバー・日程へ