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【鬼筆のトラ漫遊記】代打通算打率・048の佐藤輝明、侍ジャパンで数少ないチャンス摑め!それが連覇の原動力になる!
2月27日の中日との壮行試合で本塁打を放った侍ジャパン・佐藤輝明佐藤輝明内野手(26)=阪神=には侍ジャパンにおける〝大リーガー偏重〟をぶち破る活躍を期待します。第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が6日の台湾戦から始まり、C組の1次リーグは4試合(すべて東京ドーム)。グループ2位までに入れば米マイアミ・ローデポ・パークでの準々決勝(15日=日本時間)に進出します。井端弘和監督(50)は自ら召集した5人の大リーガー野手(大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚、村上宗隆、岡本和真)をスタメン起用の方向ですが、佐藤には是非〝メジャーの壁〟を打ち破って欲しい。それが侍の連覇への原動力になるはずです。いよいよWBCが開幕します。1次リーグはグループC組に入る日本代表は6日の台湾戦を皮切りに7日韓国戦、8日オーストラリア戦、そして10日がチェコ戦(いずれも東京ドーム)。2位以上に入れば米マイアミのローンデポ・パークで15日に行われる準々決勝に進出。勝ち進めば17日が準決勝、18日が決勝戦(いずれも日本時間)です。日本代表は過去5回の大会中、3度世界一に輝いていて、前回(2023年)の決勝戦の米国戦ではリリーフ登板の大谷翔平が当時、エンゼルスで同僚だったマイク・トラウトから空振りの三振を奪って劇的な勝利を飾りました。また、2009年の決勝戦の韓国戦では打撃不振に陥っていたイチロー(マリナーズ)が3ー3で迎えた延長十回2死二、三塁のチャンスで決勝の中前2点タイムリー。粘る宿敵韓国を破り、4時間に及ぶ激闘にケリをつける歴史的なシーンも…。こうしたWBCにおける戦いの歴史から、今回の第6回大会に、そそがれる全国からの期待は非常に大きく、「最低でも決勝戦進出。全盛期の大谷翔平や山本由伸がいるんだから連覇濃厚」という声が球界内外に流れています。膨らみ続ける期待は侍ジャパンを率いる井端監督へのプレッシャーになっていると想像され、監督自らが召集した侍メンバーの構成にも背景が色濃く出ているーと指摘されています。今回のメンバーには大谷翔平(ドジャース)や鈴木誠也(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)、岡本和真(ブルージェイズ)、村上宗隆(ホワイトソックス)のメジャー5人の打者が入りました。投手でも山本由伸(ドジャース)、菅野智之(ロッキーズ)、菊池雄星(エンゼルス)の3人がメンバー入り。現役大リーガーが投打に8人選ばれたのは侍ジャパンでは最多。最高のメンバーで連覇に挑む…という指揮官の気持ちが表れていると言っていいでしょう。当然ながら、1次リーグの東京ラウンドからスタメン表には大リーガー達がズラリと並ぶと予想されます。大谷、鈴木、吉田、村上、岡本…。井端監督とすれば、自ら声をかけた大リーガー達をベンチに置くわけにはいかないはずです。侍ジャパンの勝利を願う全国の野球ファンもメジャーが揃う打順にワクワク…。逆に彼らを出し惜しんでまさかの敗退とでもなれば、采配批判の渦になる可能性は高いでしょう。こうした目には見えない空気と戦い、彼ら大リーガーをしのぐ打撃内容を見せ、準々決勝以降の重要な試合でスタメン出場を果たして欲しい…。佐藤や森下にはそんな期待をしています。