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【侍ジャパン】森下翔太 7回代打で2点打 虎党の大歓声を受け「いい姿を、なるべく多く見せれたら」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは3日、阪神と対戦した最後の強化試合に5―4で勝利した。森下翔太外野手(25)は7回2死二、三塁の場面で代打出場し、中前へ2点適時打を放った。23年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」、24年の「プレミア12」と、井端弘和監督(50)が率いる日本代表の主要国際大会で勝負強さを示してきた男が、6日に初戦を迎える本大会への準備を完了した。
3点リードの7回2死二、三塁。「代打・森下」がコールされると、京セラドームは割れんばかりの拍手に包まれた。左翼席に陣取った日本代表の応援団に加え、虎党からの大声援も背に打席に立った背番号23。「凄く温かく迎えてもらった」。2ストライクからの4球目、湯浅の外角直球をコンパクトなスイングではじき返した。「2ストライクからでも簡単に終わらないのが自分の武器。追い込まれた時には何か“事”を起こして今日みたいなタイムリーを打てたら最高」打球は三遊間寄りのシフトを敷いていた遊撃手ディベイニーの横をゴロで抜ける中前への2点適時打。一塁に到達すると、三塁ベンチへ向けて侍ジャパンの新パフォーマンス、“お茶たて”ポーズを披露した。勝負強さを売りとする25歳が、WBC本大会前最後の一戦で、まばゆい輝きを放った。「やっぱりタイガースファン、タイガースの代表としてもジャパンに入っている。いい姿を、なるべく多く見せられたら」前日のオリックス戦からスタメンに大谷、鈴木、吉田、村上とメジャー組が名を連ね、この日は岡本も先発。2戦連続でベンチスタートとなった。それでも、井端ジャパンでは23年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」、翌24年の「プレミア12」など主要国際大会で“皆勤賞”の森下が自らの役割を見失うことはない。練習試合も含め、侍ジャパンとしての出場27試合目で初めての代打出場でも勝負強かった。「(国際大会は)基本的に初対戦のピッチャーばかり。いい場面で回ってくる可能性もある。一球の集中力というのはベンチの中からタイミングを合わせたりして頑張りたい」本番での代打起用も考えられる中、一振りで期待に応えた。出場27試合で実に25打点目。井端監督からも「得点圏で代打で使いたいと思っていた。本番でも、どんな当たりでもいいので、得点を挙げるような打撃をしてほしい」と改めて期待を寄せられた。6日の台湾戦まで残り2日。「状態はもっともっと上げられる。まずは100%の状態で迎えられるように」と森下。舞台を東京へ移しても、ここぞの場面で輝いてみせる。(石崎 祥平)