日刊スポーツ
【ソフトバンク】栗原陵矢、5年ぶり捕手復帰「数をこなしていかないと」超攻撃的として準備
ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)がヤクルトとのオープン戦(みずほペイペイドーム)で5回から2イニングマスクをかぶった。捕手での対外試合出場は21年以来5年ぶり。二塁への悪送球などミスもあり、ほろ苦い捕手復帰戦となったが、今後も超攻撃的オーダーを作るためのオプションとして準備を続ける。◇ ◇ ◇3番三塁でスタメン出場した栗原が5回から谷川原の防具を借り、マスクをかぶった。「緊張しましたね。変な感じ」。先頭赤羽に右前打で出塁されると1死後古賀の4球目に二盗を仕掛けられた。栗原の送球はシュート回転し悪送球となり三塁まで進まれた。2死三塁、丸山をワンバウンドの変化球で空振り三振も止められず、振り逃げとなり三塁走者も生還(記録は投手伊藤の暴投)した。2イニング目は無難にこなしたが「投手に迷惑がかかってしまうし、点を取られるとチームにも迷惑をかける。もっともっと練習して、とは思います」と反省した。打撃でも三振に2併殺。「今日1日、マスクをかぶることは分かっていたので、ちょっと考えていた」と21年以来5年ぶりの捕手復帰に考えすぎていた。2月19日の紅白戦に続き2度目の捕手。21年以来5年ぶりで急にうまくいくはずはない。小久保監督も「今しかできないことをしっかりやって積み重ねるというところのひとつ。日々、積み重ねていく」と、早急な判断はせず、超攻撃型オーダーのオプションとして今後も続けていく考えだ。栗原も「久しぶりに確認することはできた。まだまだ数をこなしていかないと」と意欲的だ。試合前も150キロ近いバント用のマシンでキャッチング練習。海野にミットの出し方などを学びながら取り組んだ。春江工(福井)時代は二塁送球最速1・72秒の強肩捕手だった。プロでも21年まで26試合守った実績もある。この日から登場曲をちばあきお原作の野球アニメ「キャプテン」の主題歌「」君は何かができる」にした。「懐かしい。キャプテンのイガラシ君を見て野球を頑張ろうと思ったんで」と昭和生まれのようなコメントでとぼけ、周囲を笑わせたが、キャプテン制のないチームで新選手会長として引っ張っていく決意の表れ。本来期待される打撃に捕手も頑張り“キャプテン”としてチームを引っ張る。【石橋隆雄】