スポニチ
【侍ジャパン】大谷翔平の決勝満塁弾含む5打点 WBCでは侍史上6人目の最多タイ 1番打者では2人目 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は6日、東京ドームで1次ラウンドC組が行われ、大会連覇を狙う野球の日本代表「侍ジャパン」は台湾と対戦し、13―0で大会規定により7回コールド勝ちした。ドジャースの大谷翔平投手(31=ドジャース)は「1番・DH」で先発出場し、2回の先制の満塁弾を含む4打数3安打5打点とチームをけん引。大会連覇へ好スタートを切った。
日本代表の1試合最多打点は小園(広島)が24年プレミア12の米国戦で記録した7打点だが、WBCでは、06年の西岡剛(1次ラウンド・中国戦)、13年の長野久義(2次ラウンド・オランダ戦)、17年の中田翔(2次ラウンド・オランダ戦)、23年の吉田正尚(1次ラウンド・韓国戦)、岡本和真(準々決勝・イタリア戦)に次ぎ6人目の最多タイとなった。1番打者では長野に次ぎ2人目だ。お立ち台に上がった大谷はコールドでの快勝に「本当にいいゲームで、いいスタートが切れたので、本当に応援のおかげだなと思っています。ありがとうございます」と話すと、球場から大きな拍手が起きた。お茶たてポーズも連発した大活躍に「北山君が一生懸命考えてくれたので、今後も続けられるように頑張りたいなと思います」と笑った。ファンの期待を裏切らなかった。初回、プレーボールがかかった直後だった。台湾先発の鄭浩均(テイ・コウキン)の初球、148キロ直球をたたくと、鋭い打球は右翼線に転がり、大谷は楽々二塁に到達。お茶たてポーズ初披露にベンチも大きくわいた。打球速度は117.1マイル(約188.4キロ)の驚速二塁打に、大谷は「初戦なのでみんな硬くなるところですし、しっかりとアグレッシブにいい球を打ちたいと思っていた。たまたま初球いいところに来て、ヒットにできて良かった」と言ってのけた。2回1死満塁。カウント2ボール1ストライクから外角の124キロカーブを振り抜いた打球は右翼に高々と上がり、スタンドへ飛び込んだ。打球速度102.4マイル(約164.8キロ)、打球飛距離368フィート(約112.2メートル)の一打だった。満塁弾は「打った瞬間、入るなと思ったので。とにかく先制点をどうしても取りたいなという気持ちで。外野フライでもいいので、1点まず取りたいなと思ってました」と話したが、大谷の一打から3大国際大会最多となる1イニング10得点。大谷も、さらに回ってきた打席で右前適時打を放った。「本当にあの回に尽きるなというか、取った後もみんな集中して、フォアボールもしっかりとれていましたし、いいゲーム運びができていたと思う。素晴らしいゲームだった」と話した大谷が打線の流れを生んだ。