日刊スポーツ
【オリックス】大谷封じた寺西成騎、初の開幕ローテ入り前進「フォーク手応え」侍退治自信に
ドジャース大谷を封じた右腕が、自身初の開幕ローテーション入りに前進した。オリックス寺西成騎投手(23)がソフトバンク戦の4回から登板し、4イニングを2安打1失点。6回に今宮、正木の連打から無死二、三塁とされ、山川の遊ゴロで1点を失うも、他の3イニングは完全に抑えた。侍ジャパンを2回完全に封じた2日のWBC強化試合先発から中5日、昨年の日本一打線を相手に成長した投球を披露した。全12アウトのうち、7アウトを空振り三振で奪った。2日の侍退治。大谷は全球直球勝負で左飛に打ち取ったが、村上、佐藤はフォークで空振り三振に。その経験がこの日につながった。「フォークの手応えというか、勝負できたんで。自信を持って腕を振れましたし、ここぞっていうところの今の決め球になってくるんじゃないかなと。さらに精度を見ていきたいなと思います」。落ち方が悪いと感じれば握りを変え、フォークが棒球にならない工夫をして必殺の勝負球に育てていく。「出力も出てましたし、腕もしっかり振れている。ナイスピッチングです」とねぎらい、岸田監督は寺西を開幕ローテを争う存在と認めた。大谷にファウルを打たせた映像をときおり見返す教材にしながら、開幕ダッシュを担う枠を狙う。【堀まどか】◆寺西成騎(てらにし・なるき)2002年(平14)年10月18日、石川県生まれ。星稜(石川)から日体大を経て、24年ドラフト2位でオリックス入り。昨年5月15日日本ハム戦(エスコンフィールド)でプロ初登板を果たし、同6月13日巨人戦(京セラドーム大阪)でパ・リーグの新人最速でプロ初勝利を挙げた。1年目は11試合で2勝3敗、防御率5・30。186センチ、85キロ。右投げ右打ち。オリックス田嶋(ソフトバンク戦先発で3回4安打無失点と好投し、対楽天の開幕カード先発が有力視)「今は数字とか結果ではなくて、自分のしっかりとした感覚をもうちょっとすり合わせていきたいです。シーズンを完走することが今年の目的です」【オープン戦スコア速報】はこちら>>