日刊スポーツ
【阪神】伏見寅威「ピッチャーは感情があるので…」オープン戦残り試合でバッテリーの精度高める
虎投チェックの総仕上げだ! 日本ハムからトレードで加入した阪神伏見寅威捕手(35)が12日、オープン戦残り7試合でバッテリーの精度を最大限高め、シーズン本番に向かう考えを明かした。「練習では感じられない部分が結構ある。実戦でどうなのかという深い話はしていかないといけない」一から段階を踏んできた。春季キャンプでは宜野座での合同自主トレ初日からブルペン入り。積極的に球を受け、自軍投手陣の球筋、特長を入念に確認した。率先してコミュニケーションを取り「基本的な人間として知る部分は終わっている」と各投手の性格も把握した。試合でリードする上で必要不可欠な基礎的な準備をキャンプ期間中に終え、オープン戦はシーズン本番を見据えて「応用に入る」位置づけ。ここまで計4試合でマスクをかぶり、意識するのは練習と試合での“違い”を知ることだ。「ブルペンではたくさん(ストライクが)入っても、ゲームでこういうカウントでは投げられないとか。逆に練習映えしないけど、ゲームで使えるとか。ピッチャーは感情があるので、状況的にピンチになったらこういう感じで力むんだなとか。(試合を重ねるたびに発見が)あります」捕手陣はWBCメンバーの坂本誠志郎(32)、梅野隆太郎(34)、11日に支配下昇格された嶋村麟士朗(22)、長坂拳弥(31)ら12球団屈指の層の厚さを誇る。「たくさんいい選手がいる中で、ポジションは1つしかないので」と危機感を募らせる。それでも、移籍1年目ながらチーム最年長の意地もある。「負けていられない思いはありますし、役割を全うしたい」。虎投をけん引し、居場所を確立する。【佐藤究】▽阪神中川(主に3番起用で開幕左翼を猛アピール中)「下位でも上位でも打順はあまり考えていない。打席に入ったら一緒なので。打って3割と言われますが、全部打ちたいですし、いい結果を残したい」▽阪神岡城(開幕1軍へ)「本当に自分ができることを、精いっぱいやるだけだなという気持ち。守備、走塁の面で安定感。バッティングでは今、状態もいいので。今のまま積極的にやっていけたら」▽阪神工藤(1軍のリリーフ争いに)「中継ぎの枠は限られている。自分の役割をしっかり確立させられる動きや、結果を示せていけたら」