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巨人・ドラ3山城がソフト打線を5回零封 あるぞ球団64年ぶり竹丸と新人2投手ダブル開幕ローテ - スポニチ Sponichi Annex 野球
巨人のドラフト3位左腕・山城京平投手(22=亜大)が12日、ソフトバンクとのオープン戦に先発し、5回3安打無失点の好投を見せた。昨季日本一の打線を相手に真っ向勝負し、これで今春実戦は4試合計10回2/3を連続無失点。同じく無失点投球を続けるドラフト1位・竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)とともに、球団では64年ぶりに新人2投手が開幕ローテーション入りする可能性も出てきた。
俺もいるぞ、と言わんばかりだ。山城が、10日に5回無失点だった竹丸に続いて快投を見せた。開幕ローテーション入りへ猛烈にアピールした。「自信になりますし、試合を重ねていくことで悪いとこも出てくると思うのでまた次の試合に向けてやりたい」同郷対決を制して勢いに乗った。同じ沖縄出身で本塁打王4度の山川と2度対戦。「時間の使い方が下手なので…」とあいさつはできていないが、試合なら遠慮はない。「ちょっと意識した」という2回はツーシームで空振り三振を奪い、4回は右飛に仕留めた。直球の大半は140キロ台中盤ながら、鋭く沈むツーシームが有効。5回3安打無失点、4奪三振と存在感十分だ。試合前のブルペン投球は不調で、初回は四球を与えるなど制球を乱した。だが内海投手コーチの助言で、イニング間に左足でけんけんしてキャッチボールをするなど、軸足への体重の乗せ方を見直して2回以降は無四球。4日の練習でも腰に巻いたチューブを内海コーチに後ろから引っ張ってもらい、軸足の使い方を確認した。大事にしてきた左足から見事に修正してみせた。新人2人が開幕ローテーションに入れば、球団では1962年の城之内邦雄&柴田勲以来、64年ぶりになる。その竹丸とは、今春キャンプは常に行動を共にしてきた。那覇キャンプ中の2月21日には、そろってトークショーに登壇。2学年上の左腕に「凄いイケメンだし、僕と違って球も速い」と低姿勢で、この日も「竹丸さんのほうが全然凄い」と謙遜したが、今春の実戦4試合で計10回2/3を無失点と全く負けていない。東都大学リーグの亜大では1年春からベンチ入りし、4年春に最優秀防御率に輝いた逸材。阿部監督は「いい悩みが一つ増えた」と高く評価した。ルーキー左腕が、指揮官が掲げる「新しいジャイアンツ」の中心になろうとしている。(田中 健人)≪前回は城之内&柴田≫巨人の新人投手2人が先発ローテーション入りしたのは62年が最後。4月7日阪神との開幕戦で城之内邦雄(日本ビール)、翌8日開幕2試合目の阪神戦で柴田勲(法政二)が登板しており、実現すれば64年ぶりになる。なお、城之内は5回2失点、柴田は4回2/3を4失点でいずれも敗戦した。城之内は同年24勝12敗で新人王を獲得。柴田は0勝2敗に終わり、翌63年から外野手に転向した。