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なるか球団64年ぶり新人2投手の開幕ローテ入り 巨人の竹丸&山城がアピール続ける - スポニチ Sponichi Annex 野球
快挙なるか。巨人のドラフト3位左腕・山城京平投手(22=亜大)の存在感が光っている。12日のソフトバンクとのオープン戦に先発し、5回3安打無失点の好投を見せた。昨季のチャンピオンチームを相手に真っ向勝負で、これで今春実戦は4試合計10回2/3を連続無失点だ。
ドラフト1位・竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)もここまで今春の実戦では無失点投球を続けており、仮に新人2投手が開幕ローテーション入りすることになれば、球団では64年ぶりのことだそうだ。先輩記者からこの記録のことを聞いた時は「そんな昔になるんですか!?」と目を丸くした。さかのぼること、1962年。1人目は同年に日本ビールから入団した城之内邦雄だ。新人ながら開幕投手に指名され、4月7日阪神との開幕戦で先発。5回2失点と好投を見せたが、黒星を喫した。ちなみに、この年の城之内は同年24勝12敗と現代プロ野球ではなかなかお目にかかれない数字を残し、新人王を獲得した。2人目は少し意外だが、V9時代の「1番・中堅」のイメージが強い柴田勲だ。法政二から投手として入団し、4月8日の開幕2試合目に登板したが、4回2/3を4失点で敗れた。翌63年から外野手に転向した。城之内は通算141勝を積み上げ、柴田は通算2000安打も達成。投手と野手で道は違えど、2人とも巨人のレジェンドプレーヤーとなった。新人から開幕ローテーションに入ることは、選手としてそれだけ高いポテンシャルがあるという証明の一つになるはずだ。話は戻って、山城と竹丸。開幕ローテーション入りはまだ不透明だが、確実に手が届くところにある。2人の左腕は、プロの舞台でどんな成長曲線を描いていくのだろう。(記者コラム・田中 健人)