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ソフトバンク 今宮健太がプロ野球新記録の14年連続開幕遊撃へ猛アピール - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの今宮健太内野手(34)が14日、DeNA戦に「6番・遊撃」でスタメン出場し、先制適時打を含むマルチ安打で存在感を示した。オープン戦で打率・364と打撃好調。14年連続で開幕ショートを勝ち取ればプロ野球新記録となり、野村勇内野手(29)と高レベルで争っている。小久保裕紀監督(54)はうれしい悩みだと表現し、今宮を遊撃、野村を三塁で起用するプランにも言及した。
お手本のような逆方向への打球で健在ぶりを示した。遊撃での開幕スタメンを狙う今宮がマルチ安打で猛アピールした。「打たないといけない。その一択なので。残りの期間も、与えられたところでしっかりと(結果を)残すのみです」2回1死二塁でDeNAの左腕エース・東のスライダーを右前タイムリー。「追い込まれてしまいましたが、とにかくセンターに強い打球を打つことを考えました」。続く4回2死は外角低めのチェンジアップを再び右前に運んだ。オープン戦は打率・364(22打数8安打)と好調をキープしている。正遊撃手の座を昨季ブレークした野村と争うプロ17年目のシーズン。ここまで二遊間のスタメンは「遊撃・今宮、二塁・野村」か「遊撃・野村、二塁・今宮」が中心となっている。プロ野球初の14年連続開幕ショートの記録のみならず、長年守り続けた定位置を譲るつもりはない。「そこを目指してやっています」と思いを込めた。小久保監督もハイレベルな争いに目を細めた。「反対方向に彼らしいバッティング。もともとショートの守備は安定感抜群なので。打つ方でもアピールしてくれている。いい悩みですね」。三塁を守る栗原の状態次第では新たなオプションを検討する可能性もあるという。「(栗原は)力のある選手なので最後に上げてくると思ってますけど、上がってこなければショート・今宮、サード・勇(野村)も考えないといけないかもしれない」と言及した。昨季、今宮は度重なるケガに泣かされ、46試合の出場で打率・255、2本塁打、12打点だった。ふくらはぎ痛の再発防止を目的に自主トレからジョギングやウオーキングを開始。軽い負荷でじんわりと筋肉に刺激を与える取り組みを継続している。言わずと知れた高い守備力と、しぶとい打撃。攻守でチームに欠かせない背番号6が、しっかりと持ち味を発揮している。 (木下 大一)○…今宮が開幕ショートを勝ち取れば、14年連続でプロ野球初の快挙になる。13年連続は今宮のほかに1953~65年の吉田義男(阪神)、96~2008年の石井琢朗(横浜)、04~16年の鳥谷敬(阪神)、09~21年の坂本勇人(巨人)が記録している。歴代の名手たちを超えることはできるか。