サンスポ
DeNA・戸柱恭孝が示すプロ11年目捕手の存在感 経験に裏打ちされたリードで正妻の座へ
試合前にキャッチボールするDeNA・戸柱恭孝=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎)(オープン戦、日本ハム-DeNA、17日、エスコン)ベテランのたたずまいには安心感がにじむ。プロ11年目のDeNA・戸柱恭孝捕手(35)は、し烈な正捕手争いに向けて闘志を燃やしている。「勝てる捕手がおのずと、最後まで(マスクを)被っていると思う。今は試行錯誤して、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)できている」今季から捕手出身の相川監督が就任。折に触れて指揮官は、「バッテリーを中心とした投手力が鍵」と強化ポイントを語っており、戸柱も「監督があれだけバッテリー中心にやると言っている。そこは捕手がしっかりやらないといけない」と役割は熟知している。勝てる捕手像とは-。背番号10は、自らの考えを持っている。「最後に勝っていれば、我慢して抑えた場面や連係が成功しているものがある」。前身の横浜がリーグ優勝した1998年、正捕手であった谷繁元信氏を例に、「勝てるというのは優勝、日本一になること」と力強かった。経験に裏打ちされたリードは若手投手にとって心強い。15日、ソフトバンクとのオープン戦(横浜)はプロ5年目の深沢とバッテリーを組んだ。試合前には、「構えたところにどんどん投げてきてくれ」。緊張する右腕の背中を押し、3回無失点の好投に導いた。昨季104試合に出場した山本、伸び盛りの松尾らと正妻の座を奪い合う。相川監督は、「バッテリーだけじゃなく、チームを含めてまとめる能力はずっと持っている」と信頼は厚い。この日はベンチスタートで鋭い視線で戦況を見つめた。ベテラン・戸柱がベイスターズの屋台骨を支える。(児嶋基)一球速報へオープン戦日程へ