日刊スポーツ
【巨人】戸郷翔征「昨年から同じ事してる」5回2失点もフォーム修正の成果を発揮できず悩み増す
巨人戸郷翔征投手(25)が今季3度目の実戦登板に臨み、ここまで最長5回を投げ、5安打2失点でマウンドを降りた。「うーん、あんまり良いものは出せなかった」。悩みを深くさせる先発からの73球だった。初回1死からサンタナに146キロ直球を捉えられ、左翼弾を許す立ち上がり。高めに浮く制球に苦しみながら、強気に直球を多投していった。2、3回と安打は許さずに終えたが、4回に「空回りした」。球速が落ち、連打から赤羽の犠飛で追加点を許した。キャンプ中盤でリリースポイントを下げ、フォーム修正を続けてきた。ただ、この日は「あまり低くならなかった」と成果をほぼ発揮できない。直球、変化球の精度を含め「全てですね」と課題に直面した。前回11日ソフトバンク戦の3回から、この日は5回を投げ抜いた。「このままやってもあまり意味がない」と吹っ切ろうとした3回には、直球で空振り三振も奪った。ただ、わずかな収穫よりも、「昨年から気にしている所。同じ事をしている」と改善の手応えの乏しさが大きい。山崎が右肩故障で離脱する中、エースの立場での現状に、じくじたる思いがにじむ。「1年間チームの役に立ちたい」。開幕ローテーションに目を向ける前に、見つめなければいけない現実がある。【阿部健吾】【オープン戦のスコア速報】はこちら>>>