日刊スポーツ
【阪神】「力のなさ」感じた坂本誠志郎「まずは個々の力を」WBCでの財産をチーム、野球界に還元
阪神坂本誠志郎捕手(32)はWBCで得た財産をチームに、野球界に還元する。「自分の力のなさもすごく感じました。同じ代表にいる日本の選手でも感じることもたくさんありました。マイアミでベネズエラと試合をして、ベンチから見ていましたけど、何か足りないものがたくさんあるなとすごく思いました」。世界の強豪との戦いを終え、さまざまな感情を抱いた。7日の1次ラウンド韓国戦(東京ドーム)でスタメンマスクをかぶり、菊池雄星投手(34=エンゼルス)らをリード。全く満足はしていない。「自分ができていると思っても、まだまだ上を目指せる道があると感じた。今回ベスト8でという形で悔しいですし、強いチームに対抗するだけの力をつけていかないといけない」。そのためには自身の変化もいとわない。「日本の野球界が大きくなっていくために言葉で発信することもあれば、自分のプレースタイルを変えていかなければいけないこともたくさん感じた」と力を込めた。必要とあれば、惜しみなく経験も伝えていく。1学年下の大谷とベンチなどで話す機会も多かった。「すごく本当に野球を楽しんでいると感じました。ただ、いろんな力、技術があって、楽しめるというふうに僕は捉えました。まずは個々の力をつけて、野球を楽しむところまで持っていかないといけないなと感じました」。目に焼き付けた野球人・大谷も財産だ。この日は「8番捕手」で即マスクをかぶり、5回まで才木をリード。「(実戦勘も)あまりおかしい感じじゃなかったので大丈夫だと思います」。世界相手に経験を積んだ頭脳で、虎投の快投を導く。【磯綾乃】