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巨人D1位・竹丸和幸が歴史的大役へ準備OK 球団新人64年ぶり開幕投手が5回1失点で本番へ
先発の巨人・竹丸和幸=東京ドーム(撮影・萩原悠久人)(オープン戦、巨人-楽天、20日、東京D)社会人時代に何度も足を踏み入れた本拠地。名前がコールされると右翼スタンドのG党から大きな拍手が送られた。開幕投手に内定している巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が、歴史的大役に向けて、開幕前最後の登板を5回1失点で終えた。「今までと変わらず、自分のいいところを出していければいい」一回から140キロ台後半の直球とスライダーなどを中心に楽天打線を翻弄。二回1死から浅村にソロ本塁打を被弾し、15イニング目で初失点こそしたが、その後は五回までゼロを並べた。5回85球。堂々たる投球で1週間後の本番に向けて万全の準備を整えた。先発陣の救世主となる。開幕投手の最有力候補だった山崎が右肩のコンディション不良で離脱。予期せぬアクシデントに見舞われた中、14日の日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)の前に阿部監督から「開幕行くぞ、思い切りやってこい」と託された。球団の新人が開幕投手を務めるのは、「エースのジョー」こと1962年の城之内邦雄以来、64年ぶり。「しっかり抑えたいですけど、自分ができることをしっかりやりたい」と気を引き締めていた。この日は、本番同様に打席にも立った。前日19日には、広島・崇徳高3年以来の打席に向けて「バットに当たればいい」と苦笑いを浮かべていたが、二回2死一塁で迎えた〝プロ初打席〟ではバントを一発で転がした。黄金ルーキーが3月27日のデビュー戦でついにベールを脱ぐ。(樋口航)一球速報へオープン戦日程へ