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【虎のソナタ】「連覇」は監督の笑顔を消しちゃう? 今季は球児監督の「顔」にも注目です
試合前練習で難しい顔をする藤川監督。連覇する指揮官の証し!?甲子園の選抜高校野球2日目は虎ソナ的には〝予想外〟の結末が続いた。強いという噂の横浜と花巻東が相次いで敗れた。19日の開会式直後の第1試合では、沖縄尚学も出場校で一番初めに甲子園を去る学校になっていた。負けた相手がそれぞれ神村学園、智弁学園、帝京という強豪校だから波乱とまでは言えないのか。昨春の覇者・横浜は史上4校目の春連覇が懸かっていた。沖縄尚学は夏春連覇が期待されていた。甲子園までたどり着いて、偉業の可能性が高まっていたから、連覇の夢が破れた選手たちは悔しいだろう。ただし、高校野球の場合は、3年生が卒業して毎年メンバーがごっそり変わるから、連覇は至難の業だ。そもそも、連覇がいかに大変かは、先日のWBCで日本中の野球ファンが身に染みている。侍ジャパンが劇的な試合の連続で世界一に輝いた2023年。あの時の主役だった大谷翔平、山本由伸(ともにドジャース)、吉田正尚(レッドソックス)らがそのまま顔をそろえた今回。そこにサトテル、森下の阪神勢が加わった。当然のように、日本国民、特に関西のトラ党は「連覇!」「連覇!」と大合唱の日々だった。ところが、終わってみれば、侍史上ワーストの準々決勝敗退。勝ち続けることの難しさを改めて知らされる、WBCであり、高校野球だ。京セラドームのオリックス戦。取材する立場で「連覇」をよ~く知っている男がいた。西垣戸理大。オリックス担当として21、22年にパ・リーグ連覇を経験。22年はヤクルトを倒して日本一も知る〝勝利を呼ぶ記者〟だ。