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広島・小園海斗「もう自分は開幕している」 帰国後初となる屋外フリー打撃、ノックなどで万全アピール - スポニチ Sponichi Annex 野球
侍ジャパンの一員として第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した広島・小園海斗内野手(25)が19日、マツダスタジアムで練習を行った。16日に米国から帰国後、いずれも初めてとなる屋外でのフリー打撃、ノックなどで調整。20日からのソフトバンクとのオープン戦3連戦(みずほペイペイほか)に向けて準備を整えた。1週間後に迫るシーズン開幕へ、万全の状態で再発進する。
小園は、晴天のマツダスタジアムで気持ち良さそうにバットを振った。守備練習では三塁と遊撃でノックを受け、軽快な動きを披露。翌日の実戦復帰に向けて準備を整えた。「気合を入れて頑張る。もう自分は(WBCで)開幕しているので特に緊張感はない。(ソフトバンクは)良い投手が多いので打てるように頑張りたい」WBCは、1次ラウンドのチェコ戦のみの出場で3打数1安打。チームも準々決勝で敗退して悔しさを味わった。だが、下を向いている暇はない。1週間後にはシーズン開幕が待ち受ける。16日に米国から帰国し、前日に練習を再開。時差ぼけは残っているというが、「慣れてくると思う」とこの日も約2時間にわたって、みっちり汗を流した。新井監督も「フィジカル的に問題がなければ、もちろん試合に出す」と話しており、きょう20日からの3連戦で最終調整する。2月14日に初日を迎えた宮崎事前合宿からの、濃厚な1カ月間だった。かつて広島でもチームメートで、2月下旬に合流したカブス・鈴木とは密にコミュニケーションを取っていたといい、「メジャーでやっている選手も含めて、いろんなところを見ておけよ」と助言された。その教えを守り、ウオーミングアップ、トレーニングなど準備の仕方から、ベンチ内での立ち居振る舞いまで、細部に目を配ってきた。「ベンチにいたから見られた」と小園。試合に出られない悔しさを感じながらも、超一流のメンバーの一挙手一投足を観察して、世界のレベルを肌で感じ、吸収した。そこで得たものをカープに還元する。「どうやったら勝っていけるのかを考えて、年齢に関係なく、ベンチからもそうですし、打つ、打たない関係なく、(声を出して)やっていくべきなのかなと思った。自分も確実に成績を残して、中心選手としてずっと出続けられるようにやりたい」昨季5位からの逆襲を期すチームを引っ張るために。世界の舞台で戦った日々を糧にする。(長谷川 凡記)