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広島 菊池涼介「いい感じにきているんじゃないかな」開幕二塁に手応え - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・菊池涼介内野手(36)が20日、ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)に「6番・二塁」で先発し、オープン戦1号を含む2安打1打点と躍動した。この日の試合も含めて直近5試合で8安打を放つなどコンディションは上昇の一途。27日のシーズン開幕・中日戦(マツダ)でのスタメンへ前進した。新井貴浩監督(49)も「体がキレている」と評価した。
菊池が開幕スタメンをたぐり寄せる一撃を放った。2―2の4回先頭で迎えた第2打席。鈴木豪の高めに浮いた127キロスライダーを完璧に仕留め、左翼テラス席へオープン戦1号を突き刺した。「(本塁打は)たまたま。(状態は)良いという感じでも、悪いという感じでもないが、ボールは徐々に見えてきている。対応はできているのではないかと思う」11日に36歳になったばかりのベテランが格の違いを見せつけた。初見の右腕の失投を見逃さず、バットのヘッドを利かせたスイングで低い弾道ながらもスタンドまで運んだ。2回の第1打席も上沢から左前打を放ち、2安打1打点と存在感を示した。10日のDeNA戦から出場5試合連続安打を記録しており、オープン戦打率・323と数字からも好調ぶりがうかがえる。今春は、2月10日に行ったチーム初実戦の紅白戦から出場を重ねてきた。百戦錬磨の男でさえも特別扱いはない。そんな横一線の争いの中、アピールを続けている。菊池は言う。「最初から横一線と言われて、気持ちもみんな入っている。僕らもベテランと言われていますけど、“よし、やってやるぞ”と思っている中で、うまくいっていること、いっていないことがありますけど、いい感じにきているんじゃないかなと思う」二塁でライバルとなるドラフト3位・勝田(近大)は15日に体調不良を訴え、この日1軍に再合流したばかり。勝田不在の間、5試合で8安打を重ね、着実にギアを上げている。菊池自身も3月上旬に体調不良で5日間、1軍本隊を離れた。それでも早期にコンディションを戻し、既に万全な状態にある。連日のアピールに新井監督は「体がキレている。オープン戦だけど、結果を出していこうという姿は伝わる」とうなずく。オープン戦は、きょう21日のソフトバンク戦を含めて残り2試合。結果を出し、二塁の定位置を死守する。 (長谷川 凡記)