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阪神・村上頌樹 やっぱり坂本と相性バツグン! いざ開幕へ今春実戦初バッテリー「試しながらできた」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神は20日、オリックスとのオープン戦(京セラドーム)に6―2で快勝した。先発の村上頌樹投手(27)は尻上がりに調子を上げ、6回を被安打3の6奪三振、2失点と好投。WBCから戻った坂本誠志郎捕手(32)と今春の実戦で初バッテリーを組み、上々の仕上がりを披露した。開幕投手を務める27日の巨人戦(東京ドーム)へ期待は膨らむ。2年連続の大役で、宿敵の前に立ちはだかる。
最終リハーサルを完了した。昨季に続いて開幕投手を務める村上が最後の調整登板で好仕上がりを示した。6回を投げ被安打3で2失点はいずれも犠飛によるもの。尻上がりに球の切れが増した。「点を取られたことはあんまり気にしてない。しっかりコースに投げ切れているかってところを重視しながらやっていたので、いい感じかなと思います」立ち上がりこそ苦しんだものの、回を重ねるごとに本来の姿を取り戻した。カットボールやカーブなど多彩な変化球を織り交ぜながら、4回からは3イニング連続で3者凡退。糸を引くような速球で四隅を突き、無四球で6つの三振を奪った。60キロの超スローボールも披露するなど、マウンドを完全に支配した。“仮想ダルベック”を完璧に封じ込めた。開幕戦で対戦する、巨人の新外国人・ダルベックは身長1メートル91、102キロの体格を誇る“ビッグ”な相手。この日はオリックス打線の4番で、身長1メートル90、104キロとほぼ同体格の杉本を3打数無安打に封じた。ドームのナイター試合という、開幕戦と同じ状況で力投。「(状態は)いいんじゃないですかね」と手応えをつかんだ。WBCから帰国した坂本と今春実戦で初バッテリーを組んだ。藤川監督は2月27日に、村上を2年連続の開幕投手に指名した際に、坂本の開幕マスクも公表。昨季14勝全てを支えてくれた坂本との久しぶりのタッグに、「配球面はやっぱりすごい。こういうのを試してみようというのを試しながらできた」とうなずいた。試合前の練習中にはうれしい知らせも飛び込んできた。母校の智弁学園が花巻東に快勝し、選抜初戦を突破した。「練習していたら勝っていたので良かった」とホッと胸をなで下ろし、「次も厳しい戦いになると思うけど頑張ってほしい」と後輩たちへエールを送った。今春は実戦4試合で防御率1・13と抜群の安定感を発揮。開幕戦へ向けて状態をぐんぐん上げてきた。G倒へ期待は膨らむ。「ここからまた1週間ありますし、しっかりと調整して東京ドームへ乗り込んでいけるように準備したい」。不安はない。万全の状態で、開幕のマウンドへ向かう。(山手 あかり)▽村上の巨人戦 昨季4試合で3勝0敗の防御率0.60。23年の初対戦から通算7試合で無傷の4連勝を継続しており、5連勝なら79年小林繁の無傷8連勝に次いで、石川良照(57年)、江草仁貴(06~08年)、ビーズリー(24、25年)の無傷4連勝を上回る生え抜き投手単独最多になる。