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安定のヤクルト・小川泰弘、OP戦最後の最後で今季1軍初登板!5回を1失点 覚悟の14年目「1年間投げ切る」
小川は粘りの投球で大崩れせず、5回を1失点とした(撮影・三浦幸太郎)(オープン戦、日本ハム1-1ヤクルト=九回規定により引き分け、22日、エスコン)落ち着いたマウンドさばきに、ベテランの貫禄が漂った。昨季4勝のヤクルト・小川泰弘投手(35)が日本ハムとのオープン戦(エスコン)に先発し、5回6安打1失点と好投。今季初の1軍登板で安定感を示し、内定している神宮開幕戦(31日、対広島)の先発へ万全の準備を整えた。「1試合で合わせないといけないところはあったが、しっかりとグッと試合に入っていくことができたのでよかった」丁寧に低めにボールを集める投球術で要所を締めた。失点は二回無死満塁から、田宮の遊ゴロ併殺打の間に与えた1点のみ。五回2死一、二塁ではマウンドに足を運んだ池山監督から「しっかりあと一人、打ち取るように」と声を掛けられ、直後に郡司を二直に斬った。プロ14年目の右腕。2月の春季キャンプは調整を任され、2軍で汗を流した。3月16日に今季初めて1軍に合流。同日に本拠地開幕戦での先発に指名された。「1年間投げ切る覚悟を持ってやる」。決意を胸に立った1軍マウンドで躍動した。オフシーズンには左足を高く上げる特徴的なフォームを微調整。「勢いで(左足を)上げない」と体の使い方や動きへの意識が強くなった。「全身を使い切って投げ込んでバッターと勝負していく感じ」。年齢を重ねても探求心は尽きない。経験値を買って本拠地の初戦を託した指揮官が「さらに磨きをかけて準備してくれると思う」と期待すれば、通算108勝の小川は「しっかり飛ばしていく中でゲームをつくれれば」。初戦で神宮のファンに勝利を届ける。(武田千怜)一球速報へオープン戦日程へ