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【柱の決意】巨人・大勢「何もできなかった」WBC 大谷ら世界トップから学んだマウンド外での過ごし方
WBCは不完全燃焼だったという大勢。それでも大谷らと接し、得たものは多かった(撮影・今野顕)プロ野球は27日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。中心選手がシーズンへの思いを語る企画「柱の決意」の第1回は、巨人・大勢投手(26)。チームからただ一人、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出され、1次リーグで守護神として2試合に登板。ドジャース・大谷翔平投手(31)、ロッキーズ・菅野智之投手(36)ら世界のトッププレーヤーから得た教訓を明かした。(取材構成・樋口航)--WBCから帰国した翌日から「実力が通用しなかった」と練習に励んでいた「自分の中で不完全燃焼の部分もありましたし、何もできなかった。技術、メンタル、野球の知識の全てに差を感じた。その中でいろいろな人を見て、マウンド以外のところで過ごし方の基準が上がった。今まで通りの生活をしていても、その人たちに追いつきも追い越せもしない。もっとやらないと、あの(世界のトッププレーヤー)レベルには達しないなと思いました」-――練習に臨む上で変わったことは「繊細なところまで探求心を持ってやらないといけない。山本由伸さん(ドジャース)には日本人特有の繊細な部分にこだわった体の使い方や投球フォーム、トレーニングの仕方がある。大谷さんは体が大きく、外国人選手に負けないフィジカルを持っているけど、フォームや投球の数値で繊細なところまでこだわっていた。2人を間近で見ることができて、トレーニングへの熱意が増しました」-―WBCでは巨人で同僚だった菅野、岡本(ブルージェイズ)両選手とも再会した「菅野さんが、強いチームにはリーダーが絶対にいると話していた。プレー以外のところで引っ張る人がいて、チームを強くするために考えてやっていると。あと、海外の選手はマイナーにすぐ落とされる危機感があって1試合にかける思い、集中力が日本よりも強い。1試合にかける思いは僕も、より強く持っていかないといけないなと思います。和真さん(岡本)からはブルージェイズのキャップとスポーツウエアをいただいた。うれしかったです」