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【スポニチ本紙評論家セ・リーグ順位予想】26人中23人が阪神推し 虎連覇盤石止めるのは? - スポニチ Sponichi Annex 野球
藤川阪神の連覇か。それとも牙城を崩すチームが出てくるのか――。2026年のプロ野球が27日、いよいよ開幕する。スポニチ評論家26人が、今季の両リーグの行方を占った。前編はセ・リーグ編。槙原寛己氏(62)は、投打に充実する阪神の独走の可能性を指摘しつつ、本拠地バンテリンドームにホームランウイングを新設した中日の台頭にも期待した。
【槙原寛己氏、石井不在も阪神隙なし 中日はウイングがプラスに】阪神は中継ぎの石井不在は確かに痛いが、それを上回る層の厚さがある。ローテーションが確立され、打線も上位は固定。WBC組の佐藤輝、森下は今季も活躍の期待大だ。そこにドラフト1位・立石(創価大)が加われば打線も隙はなくなる。昨季に続いて独走する可能性すらある。中日は本拠地バンテリンドームにホームランウイングができたのがプラスに働く。球場が狭くなり投手はプレッシャーを感じるかもしれないが、それ以上に味方打線が得点を奪えることはプラス材料。高橋宏、金丸の左右2人に大野、涌井らベテラン勢、新人の中西、桜井らが並ぶ先発陣はバリエーションに富んでいて面白い。主砲の岡本が抜けた巨人は、戦力が切り替わる過渡期。新助っ人のダルベック、ドラフト1位で開幕投手の竹丸と投打に期待の駒はいるが、昨季の泉口のように若手選手のさらなる台頭が必要不可欠だ。育てながらでも勝たなければならない宿命があるが、Bクラスの可能性もあるだろう。【辻発彦氏、投打とも戦力に厚み】投打とも戦力に厚みがある阪神が抜けている。DeNAは外国人2人が抜け投手陣は苦しいが打線は蝦名らが成長している。中日は投手力が上向き。岡本の抜けた巨人は打線が低調。投手陣も戸郷の復活も見えず厳しい。【伊東勤氏、戦力維持の中日が食い込む】阪神の1位は盤石。佐藤輝、森下はさらに成長が見込まれるし投手陣も層が厚い。戦力が落ちていない中日が上位に食い込んでくる。巨人は岡本が抜け“圧”をかけられる打者がいない。DeNAは相川監督の采配次第。【森繁和氏、中日新人2人に期待大】阪神は石井が故障も若い投手で十分にカバーできるだろう。投打の戦力は抜けている。中日はチャンスがあるし、期待を込めて2位。高橋宏、金丸のWBC組は昨季以上の活躍が望めるし中西、桜井の新人2人も期待大。【中畑清氏 巨人は若手育て新しいチームに】攻守にわたってバランスのいい阪神の連覇が有力とみる。攻撃陣が安定。不安があるとすれば石井を故障で欠くリリーフ陣だが、選手層の厚さでカバーできる。巨人は若手を育てて新しいチームをつくるシーズンになる。【東尾修氏、巨人の岡本抜けた穴は大きい】阪神は石井の故障は痛いが投打に戦力最上位。巨人は守り勝つ野球を貫けるかだが、岡本の抜けた穴は大きい。DeNAは投手次第。中日は狭くなった本拠地に適応できるか。広島は若手がかみ合えば台風の目となる。【田淵幸一氏、2位以下がどこまで食い下がれるか】昨季2位に13ゲーム差の阪神は投打のバランスは12球団随一。石井が故障も湯浅ら穴を埋めるメンバーは大勢いる。2位以下がどこまで食い下がれるか。ヤクルトは池山新監督を迎えたが村上が抜け戦力的には厳しい。【有藤通世氏、DeNAは助っ人の頑張り次第】投打含めた総合力で阪神を上回る球団は見当たらず戦力は一枚も二枚も上。ジャクソン、ケイらが抜けたDeNAは外国人の頑張り次第。岡本が抜けた巨人も助っ人の活躍がチームの浮沈を左右する。Bクラスの可能性も。【張本勲氏 阪神1強で2年連続独走も】阪神が投打ともに「1強」で昨季に続いて独走する可能性もある。岡本が抜けた巨人は山崎の離脱もあって戦力ダウンは否めない。就任4年目の広島・新井監督はキャンプから厳しさを打ち出した。Aクラスの可能性も十分。【若菜嘉晴氏、阪神投打充実で揺るがない】阪神は打線に破壊力があり投手もそろう。これは揺るがない。2位はDeNAを予想。捕手出身の相川監督だし捕手をどう使うか。打てる捕手も出てきているので面白い。巨人は機動力を使って最少得点で逃げ切りたい。【杉本正氏、阪神と対等に勝負できる球団いない】阪神が抜けている。投手が万全で中軸の打者が安定しているから、ゲーム運びがうまくできそうだ。巨人は岡本が抜けた穴を埋める存在が見当たらない。阪神と対等に勝負できる球団がいない。2位以下は混戦だろう。【岸川勝也氏、DeNAケイ&ジャクソン退団痛手】総合力の高い阪神の優位は動かないだろう。巨人は戸郷の復調と左の若い先発投手が一本立ちできるかどうかが鍵になる。DeNAの順位を低くしたのはケイとジャクソンの退団。この2投手が抜けるのは非常に痛い。【松田宣浩氏、巨人新戦力の台頭次第でVも】阪神はWBCも経験した佐藤輝、森下の両中軸が全盛期。2人の活躍が計算できて、攻撃力は相当だ。唯一の心配は石井の離脱。巨人は先発陣が、大きくがらっと変わった。新戦力の台頭次第では優勝も見えてくる。