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【MLB】菊池雄星、WBC勝つために…俯瞰的な分析で各国との〝差〟指摘 ルール導入しても「メジャーと差は縮まらない」…一問一答
試合前 取材を受けるエンゼルス・菊池雄星=ドジャースタジアム(撮影・松永渉平)オープン戦(ドジャース―エンゼルス、24日、ロサンゼルス)米大リーグ、エンゼルスの菊池雄星投手(33)が試合前に取材対応。初選出だった侍ジャパンのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝敗退を受けて、ピッチクロックなどのルールや米国など強豪国との差について言及した。WBCに関連した主な一問一答は以下の通り。――NPBとメジャーでルールにおいて差が出てきている「まずやってみるという姿勢は米国の特長かなと思うので、それは好きです。合わなければ戻せばいいし、ベースを大きくしたりもそうですけど、盗塁がなくなったなと思ったらベースを大きくしたりとか、そういうまずやってみる。その中でいいところを探していくという姿勢は必要かなと思います。日本も当然、WBCで勝つことを考えるなら取り入れるべきことだと思いますけど、WBCで勝つということを考えるんだったらもっともっと他にやるべきことが、そういうところじゃないところでいっぱいあると思います。まず、メジャーリーガーを増やさないといけないと思う。メジャーに早くこれるシステムをつくるほうが根本的にはルールがどうこいよりも大事だと思います」――メジャーとNPBでは環境が違う「環境というか、WBCで勝ちたいということだけを考えたらそうなりますよね。ただ日本のプロ野球も素晴らしい。WBCで勝つためにはどうするかという質問だったので、そこだけ考えたらそれはたくさんの選手がこっちでプレーしてレベルの高い中でプレーすることが、必須だと思います。ただ、どこまでいってもプロ野球というのは興行。日本のプロ野球も盛り上げる必要がありますし、別にメジャーがいいからということを言いたいわけではなくて、あくまでWBCで勝ちたいならということだけを考えると、そういうことになるかなと思います。ですからピッチクロックとかいろいろ枝葉の細かいルールというのはもちろん対応していく、取り入れていく必要はあると思いますけど、そこをやったからといってメジャーとの差が縮まるかと言ったら全くそういうわけではないと思います」――WBCで感じた差「さまざまあるので、僕が上から目線で言う話でもないですけど、やっぱり日本の選手がフィジカルが違う、パワーが違う、スピードが違う、そういうエンジンの部分が違う、と感じて帰ったと思う。パワーとスピード、そしてフィジカルが違うというのを代表レベルの選手がそれをもって帰ったというのが、大事なこと。それを感じたトップの選手がチームで若手だったり、メジャーを目指す選手に伝えていく、それで日本のレベルで上がっていきますから。僕も8年プレーしてますから、フィジカルの差は大きいですし、どうしても日本人は日本人を意識しすぎている。フィジカルで勝てないから柔軟性で勝負とか言いますけど、フィジカルで勝てなくても近づく努力は必要なので、そこは逃げちゃいけないかなと思います」菊池の成績へ