日刊スポーツ
【日本ハム】伊藤大海、誹謗中傷は「全部見ましたね」削られそうな気持ち保てた心の在り方明かす
日本ハム伊藤大海投手(28)がSNSで散見した自身への誹謗(ひぼう)中傷を「全部見ました」と明かした。26日、開幕戦の舞台となるソフトバンクの本拠地みずほペイペイドームで開幕前日練習に参加。練習前に新庄剛志監督(54)が開幕前日会見で「(WBCから17日に)帰ってきて、伊藤君が(エスコンフィールドの)監督室に入ってきた瞬間に、僕で大丈夫ですか…みたいなちょっと顔をしたんですけど、『いや、お前で行く』と、ね」と開幕投手正式決定までのやりとりを明かしていた。伊藤も新庄監督とのやりとりについて「そもそも『どうする?』っていうのを聞いてくれた。僕に判断を委ねてくれたっていう部分があったと思うんですけど、普通だったら、ちょっとやめとこうかってなるとこだったと思う。そこを自分の気持ちを尊重してくれたっていう部分では、僕自身はもちろん感謝してますし、それに応えたいっていう気持ちはあります。(伊藤自身も)『行くつもりで今日、練習に来たんで』っていう話はしました」と振り返った。WBC準々決勝のベネズエラ戦で決勝3ランを浴びてから中5日で21日のヤクルトとのオープン戦(エスコンフィールド)に先発。そして中5日で開幕戦に臨むが、この登板間で意識して調整していた部分を問われると「心の疲れを取るってことですか」とニヤリ。続けて「いろいろ言われましたけど、そこに対して、ひるむことなくというか、そこにあえて真っ向から立ち向かっていった。なんだろう…その気持ち的に削られそうなところを、別に自分でなんとかカバーしていったっていうのが一番、保ってた理由ではある」とし、SNS上の誹謗中傷も「もう全部見ましたね。『この後、どうにでもなれ』と思いながら(笑い)」と明かした。あえて、誹謗中傷と向き合って「それはちゃんと受け止めた」という。そもそも見たかったのは「もちろんそれが全部ではないですし、大半はやっぱり応援してくれてるメッセージなので」と激励の言葉だった。「それが見たい中に、しょうもないのが(笑い)。まあまあ、読まざるを得ないので(笑い)」としたが、全てを受け止めたエースは「野球の借りは野球でしか返せないっていうのが一番だと思う。それをすぐ、ましてやシーズンのスタートで、チームとしてはすごく大事な一戦で。その気持ちを持ってくるとかっていうのは全くないですけど、またいいスタートを切れるっていう意味では、この1戦目に投げられるってのはすごく喜ばしいこと。そういう気持ちだけじゃなく、勝つっていうのが一番だと思うので、この勝ちっていう部分は、形はどうであれ、こだわっていきたい」と話した。【日本ハム】開幕投手の伊藤大海、16年目の西川遥輝ら/開幕1軍メンバー一覧