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阪神・佐藤輝明 150メートル超特大弾でG倒リハ完了 さぁ開幕へ「いい結果を残したい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
プロ野球はきょう27日、セ・パ両リーグが開幕し、計6試合が行われる。2リーグ制以降では初となるリーグ連覇を目指す阪神は、東京ドームで巨人と対戦する。敵地で前日練習に臨んだ佐藤輝明内野手(27)は、フリー打撃で40スイングし、柵越え14発。右中間最深部にある、ドジャース・大谷翔平が描かれた「SECOM」のデジタル看板を越える推定飛距離150メートルの超特大弾も放って調整した。球団日本人選手初の2年連続本塁打王など、猛虎の主砲が数々の伝説に挑むシーズンが、幕を開ける。
今季の躍動を予感させるには十分すぎた。佐藤輝が、シーズン開幕前日のフリー打撃で圧巻の柵越えショー。強烈な打球音と着弾音が交互にドームにこだました。40スイングで14本。うち1本は、右中間最深部、ドジャース・大谷が映し出された「SECOM」のデジタル看板すら越え、照明機器を襲撃。推定飛距離は150メートルだ。「WBCでも(東京ドームで練習を)やってたので特に何もない。やっと始まるか、という(思い)。オフからずっとやってきたので、そういう気持ち」第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドでは、大谷も同じ環境でフリー打撃。だが世界一の打者でさえ、右中間最深部の照明機器には打球は届かなかった。昨年10月30日、日本シリーズでソフトバンクに敗れた数日後から、徹底した肉体改造に励んだ成果が如実に表れている。40本塁打&102打点の2冠王やリーグMVPなどを称える表彰式やイベントに参加する多忙なオフの合間を縫い、26年のさらなる飛躍を期した27歳。WBCこそ準々決勝で涙をのんだが、世界の一流プレーヤーと相まみえたことで、過去5年とは比にならない経験値を手にした。宿敵打倒へ、まずはドラ1左腕・竹丸を食う。「ファンの方も注目していると思うので、いい結果を残したい。(竹丸は)しっかり対策を考えていきたい」プロ6年目は、数々の伝説に挑む一年だ。2年連続本塁打王なら球団日本人選手初で、昨年に続いて40発を打てば田淵幸一以来、同2人目。2年連続打点王でも藤村富美男以来、同2人目の偉業だ。積み上げてきた数字も、節目に向かう。球団生え抜き最速の「6年目500打点」までは残り88。同最速「6年目150本塁打」到達にも残り26に迫る。そしてきょう27日に一発を放てば80年掛布雅之以来、球団生え抜き3人目の2年連続開幕弾。開幕巨人戦4番弾も、球団日本人選手では84年掛布雅之以来42年ぶり3人目だ。舞台は、6日に日本のWBC開幕戦・台湾戦で、大谷が満塁本塁打を放ったのと同じ東京ドーム。背番号8は憧れの人の背中を追えるか。猛虎史に次々とその名を刻むことになる143試合の第1戦は、午後6時15分に幕を開ける。 (八木 勇磨)≪佐藤輝の今季達成が期待される球団記録≫▽2年連続本塁打王 85、86年バース以来2人目となる。日本人では初。▽2年連続打点王 85、86年バース以来3人目となる。日本人では1リーグ時代の47~49年藤村富美男以来2人目。▽2年連続40本塁打以上 85、86年バース以来3人目となる。日本人では74、75年田淵幸一以来2人目。▽通算500打点 あと88打点で到達。6年目シーズンの今季達成なら、球団生え抜きでは最速となる。▽通算150本塁打 あと26本塁打で到達。6年目で達成なら、田淵幸一と並んで球団生え抜きでは最速タイとなる。▽2年連続開幕戦本塁打 71、72年藤田平、79、80年掛布雅之以来、球団生え抜きでは3人目となる。