サンスポ
【甘口辛口】WBC準々決勝敗退で選手から続々…提言に日本野球の未来はどうなる?
大谷翔平■3月28日プロ野球も米大リーグも開幕した。次のステージに移行したが、今後の日本野球の行方を探るためにもワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返りたい。過去ワーストの準々決勝敗退に終わった日本。メディアなどでさまざまな敗因が挙がった。救援専門投手の不足、日本の強みだった機動力や小技を生かす「スモールベースボール」から攻撃重視への転換、データを分析し切れなかった…などなど。WBCを戦った国内の選手たちからは、日本野球機構(NPB)も投球間隔制限「ピッチクロック」やサイン伝達機器「ピッチコム」の導入を望む声が上がった。大谷翔平も「世界で勝ちたいなら導入するべきだ」と呼応。ピッチクロックを採用していない野球主要国は日本だけという。導入理由に「国際大会で勝つため」という大義名分が加わった。NPBが、内部(特に影響がありそうな大谷)からの声にどう対応するか興味深い。WBC敗退を受けた発言で最も納得したのは大谷と同じ大リーグ所属の菊池雄星だ。「まずはメジャーリーガーを増やさないといけないと思う。メジャーに早く来られるシステムをつくる方が根本的にはルールがどうこうよりも大事」大リーグ経験者数は、勝ったベネズエラ29、負けた日本6(岡本和真と村上宗隆は大リーグ公式戦出場がなかったため除く)。国内のサッカーも競馬も、世界へ飛び立つトップクラスの選手や競走馬が増えたことでレベルアップを果たした。国際大会の出場選手をメジャーリーガーで固めれば、プロ野球が世界標準から取り残されてガラパゴス化しても全く問題はないが…。さて、日本野球はこれからどこへ行くのだろう。(鈴木学)