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“イケトラコンビ”盟友がヤクルト・池山監督の初勝利祝福 広澤克実氏「大きな一歩にして」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
1980年代後半から90年代前半のヤクルト黄金期に3学年下の池山監督とともに主軸を担い、「イケトラ」コンビと称された広澤克実氏(63=スポニチ本紙評論家)が監督初勝利を祝福した。
池山監督、初勝利おめでとう。小さな一歩だけど、これが大きな一歩になってくれることを期待してます。ヤクルト入団は池山監督が84年、私が1年遅れの85年。「イケトラ」コンビと呼ばれてともにクリーンアップを打ち、日本一も経験したけど、その打撃と守備に驚かされたのを今でも覚えている。東京ドーム1年目の88年の巨人戦。池山監督がバックスクリーンへ凄い一発を撃ち込んだ後、ヒットを打って一塁へ行ったら巨人の一塁手だった中畑さんから「おい、見たか?あんなホームラン、めったに見られんぞ」と言われた。守っても守備範囲の広さと強肩は別格。当時のゴールデングラブ賞の遊撃手の常連は巨人・川相だったけど、私の中で遊撃手のゴールデングラブ賞は池山監督だった。そんな彼とは、よき仲間であり、ライバルでもあり、戦友だった。ヤクルトでは土橋正幸さん、関根潤三さん、野村克也さんと3人の監督の下でともに学んだ門下生。育ててもらった人たちの恩に報いるためにも、池山監督らしい野球を展開して頑張ってほしい。この1勝は143分の1試合の勝利ではなく、143分の143試合の中の1勝。この勝利から実りの秋になることを願っている。(スポニチ本紙評論家)