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【高津臣語録】高津臣吾氏 ヤクルト・小川の「経験」勝ち 雨で試合遅れ、悪条件も冷静沈着
投球するヤクルト・小川泰弘 =神宮球場(撮影・長尾みなみ)(セ・リーグ、ヤクルト8-3広島、1回戦、ヤクルト1勝、31日、神宮)ヤクルト・小川は冷静で落ち着いた投球だった。降雨で試合開始が30分遅れ、投げやすい条件ではなかったが、経験豊富な彼が先発で良かったと思った。投げる球は去年よりも良くなっていた。真っ直ぐを丁寧にコーナーに投げ分けられているし、腕も振れていた。体の状態も悪くないのかなと感じた。5月で36歳になるシーズンだが、小川は器用な選手。いろいろ試しながらここまでやってこられた。今季もマイナーチェンジをしながら、良いものを選択していくのだろう。唯一、注文を付けるなら6-0で迎えた六回。2死三塁からファビアンに死球、菊池に四球を与え、満塁として87球で降板となった。週の頭で、点差的にはリリーフを温存したい展開。それでも初登板ということを差し引けば、先発の役割は十分に果たしたと思う。打者の状態が上がらない春先は、投手が頑張らなければいけない。その意味で言えば、開幕から吉村、山野、高梨、小川と先発投手陣が試合をつくっているのは大きい。 最後につば九郎が活動を再開した。ファンの方も我々も楽しみにしていたし、ちょっとぐらいは会いたかった。邪魔だけはしないように、応援だけしとけ、と伝えたいかな。(サンケイスポーツ専属評論家)一球速報へプロ野球日程へ