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今永昇太から先制3ランのウィーマー 開幕8打席連続出塁は61年以降3人目 7カ月で3度DFA - スポニチ Sponichi Annex 野球
苦労人がチームを開幕カード勝ち越しに導いた。ナショナルズのジョセフ・ウィーマー外野手(27)が29日(日本時間30日)、カブス戦に「5番・右翼」でスタメン出場。相手先発の今永昇太投手(32)を打ち込み、マウンドから引きずり下ろした。
初回2死一、二塁、スプリットを完璧に捉え、左中間に先制の3ランを放つと、4回無死からは右中間三塁打で出塁。6回の第3打席は2番手・メートンから四球を選び、8回は左前打を記録。3打数3安打3打点。二塁打が出れば、サイクル安打の活躍だった。3試合(出場2試合)を終えてのシーズン成績は8打席で打率1.000、出塁率1.000、OPS3.333と驚異の数字を残す。2本塁打、1三塁打で単打は3本。2四球を選んでおり、アウトはゼロ。ナショナルズはウィーマーの活躍で敵地リグレー・フィールドでの開幕3連戦を2勝1敗と勝ち越した。エライアス・スポーツによると、1961年以降、最初の8打席すべてで出塁した選手はスティーブ・ヘンダーソン、ジェレミー・ヘーゼルベイカーに続いて3人目。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じている。ウィーマーは2020年のドラフト4巡目(全体121位)でブルワーズに入団。23年にメジャーデビューを果たし、13本塁打42打点を記録した。24年シーズン中にトレードでレッズへ移籍すると、チームを転々とする日々が続く。同年オフにロイヤルズにトレード。25年7月に事実上の戦力外のDFAとなり、以降に移籍したマーリンズ、ジャイアンツもDFAに。1月にナショナルズがジャイアンツからウェーバーで獲得した。キャンプの競争相手には新星ジェームズ・ウッドとデイレン・ライル、ゴールドグラブ最終候補のジェイコブ・ヤング、元全体2位指名のディラン・クルーズ、元トップ100プロスペクトのロバート・ハッセル、そして球団期待のクリスチャン・フランクリンがいた。厳しい競争を経て最後の枠を勝ち取った。オープン戦終盤の好調と、右打者不足というチーム事情もあり、開幕戦で中軸に名を連ねた。2026年、ナショナルズの最初の得点はウィーマーのソロ本塁打によるものだった。続いて四球、2本の内野安打でチームは10―4で開幕勝利を収めた。第2戦はスタメンから外れたものの、第3戦で再び先発し大暴れ。「たくさん努力してきたし、険しい道のりだった。だから下を向いて、ただ前に進み続ける」と本人は話している。