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【センバツ】大阪桐蔭 西谷監督「2年分の思いを持ってやろう」 昨年の雪辱果たし、春夏通算10度目V - スポニチ Sponichi Annex 野球
第98回選抜高校野球大会は31日に決勝戦を行い、大阪桐蔭が7-3で智弁学園(奈良)を破り、春夏通算10度目の優勝を達成した。大阪桐蔭は春夏通じて決勝は9戦9勝の勝率100%。この日も“決勝不敗神話”が継続された。
西谷監督は「OBが9回優勝してくれたので、秋の大会が終わって“10回目の優勝をしよう”と毎日子供たちと話をして、何とかきょう達成できてうれしく思います」と目尻を下げた。昨年は選抜大会も含め、甲子園には縁がなかった。「これまでとは少し違った思いもあるでしょうか?」と聞かれた西谷監督は「昨年、前キャプテンの中野を中心にいいチームを作ってくれましたが、ここにたどり着けず、本当に苦しい1年でした。“2年分の思いを持ってやろう”ということで今日はやりましたので、卒業生にいい報告ができること、本当にうれしく思っています」と胸を張った。打線は2回に西武・中村剛也の長男・勇斗(2年)の先制適時打に、3回にも藤田の適時二塁打で2点を追加。序盤でリードを奪った。智弁学園は、ここまで4戦4勝の好投手・杉本が先発。同監督は「杉本君がナンバー1の投手だったと思う。甲子園は良い投手を打って、初めて成長するんだと。杉本君のおかげで良いゲームができた」と振り返った。先発の左腕・川本晴大投手(2年)が3-2の6回に、逢坂に同点弾を許したが、打線が7回に4安打を集中するなど3点を追加。川本も7回2死一、二塁のピンチを脱して応えるなど力投した。結局、川本は9回まで投げ切り、150球で6安打3失点、15奪三振の快投を見せた。3試合連続の逆転勝ちで決勝まで駆け上がってきた智弁学園打線を抑え、歓喜の輪を作った。西谷監督は「まだ春なので。もっともっと成長しないといけない」と言いつつも、「決勝戦はよくみんな粘ったなと思いますし、3年生(OB)からも、上の学年からもたくさん連絡をもらって。今日もアルプスに来てくれるってことだったので。はい、いい報告ができてよかったです」と喜び、「やっぱりね、勝つためにやってきましたので。“また夏、頑張らないといけないな”という気持ちになりました」と語っていた。