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菅野智之 メジャーデビューの地で2年目初登板「良いスタート」新天地ロッキーズは“決して弱くはない” - スポニチ Sponichi Annex 野球
ロッキーズの菅野智之投手(36)が30日(日本時間31日)、敵地でのブルージェイズ戦で今季移籍後初登板初先発。4回2/3で72球を投げ、2安打2四球4三振1失点で勝敗はつかなかった。「7番・三塁」で先発したブルージェイズの巨人時代の後輩、岡本和真との対決は空振り三振と四球。チームは菅野交代後に打線が爆発し、14―5で今季4戦目にして初勝利を挙げた。
失点は3回、スプリンガーに浴びたソロのみ。5回2死二塁の場面で交代し、移籍後初勝利を逃した。2回の岡本との初対戦ではフルカウントから真ん中へのカットボールで空振り三振。5回、2度目の対戦では5球目にこの日最速の94.8マイル(約152.4キロ)を計測したが、フルカウントからの8球目は外角低めへのカットボールがボール判定。捕手のグッドマンが「ABSチャレンジ」をしたものの判定は変わらなかった。菅野はオリオールズ時代の昨年3月31日、トロントでのブルージェイズ戦でメジャーデビュー。「1年たったなとは思いましたけど…1年早いな」と思い出すように話し、新天地最初の登板を「去年の反省も踏まえてこのオフシーズン過ごしてきましたし、新しい取り組みも少しずつではありますけど形になってきている部分はある。何よりも投手コーチだったり捕手とのコミュニケーションが凄くうまくいってるので試合前もスムーズに入れましたし、初戦ではありますけど凄く良いスタートが切れたんじゃないか」と振り返った。この日は持ち味の制球力も披露したが、直球もよく走り、相手の主砲ゲレロから空振り三振も奪った。「フォーシームの数値自体も良くなっている」と認めた上で、「去年やられてしまっている時期はストレートが走らなくなって、どうしてもかわしにいったところを打たれてしまっていた。100マイル出るわけではないですけど、いろんなボールを効果的に、高め低め、両サイドを使っていくことによって球種が生きると思っている」と説明した。長く低迷が続くチームの今季初勝利に貢献した。「連敗中は気楽ですからね。投げる方は。あんまり意識することはなくて、とにかく自分の力というか、仕事を全うしようというだけ」と心境を明かしたが、「結果的に今日勝ちましたけど、でも周りが思っているほど弱いチームじゃないと僕は思ってますし、みんなパッション持って、役割を理解して、勝とうと思ってやってるので、何が起こるか分からないです」とチームの手応えはある様子。メジャー2年目で「時間の使い方とか生活の中でも余裕はある」とメリットを強調する一方、「それだけにやることも増えてくる。、去年はキャパがあんまりなかったが、今年は増えた分、“あれもこれもやらないと”と思っちゃう性格なので、バランスを取りながら1年間やれたらと思います」と話した。