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千賀滉大 6回2失点9奪三振の好投、今季初勝利ならずも上々のスタート 2、6回に3者連続三振 - スポニチ Sponichi Annex 野球
メッツの千賀滉大投手(33)が3月31日(日本時間4月1日)、敵地でのカージナルス戦で今季初登板初先発。6回4安打2失点、9奪三振と力投したが、味方の援護に恵まれず、勝利投手の権利を得ることはできなかった。
初回、先頭のウェザーホルトに右前打。1死後に3番・バールソンに四球を与え、1死一、二塁の場面を迎えた。初回から得点圏に走者を背負ったが、慌てることなく対処した。4番・ウィンの投前バントをダッシュよくさばき、三塁送球でアウトにすると、続くゴーマンをシンカーで左飛に打ち取り、スコアボードに「0」を入れた。2回は圧巻の投球だった。6番・ウォーカーから3者連続三振。ウォーカーを98.8マイル(約159.0キロ)、チャーチを99.2マイル(約159.6キロ)、ウリアスを98.0マイル(約157.7キロ)と全て直球で空振り三振を奪ってみせた。リズムをつかんだかに見えた。しかし3回に落とし穴が待っていた。先頭のスコットに二塁打を許すと、続くウェザーホルトに中前打を浴び、送球間に二進され、無死二、三塁の局面を招く。2番・ヘレラに左越え2点二塁打を浴び、先制点を失った。後続は確実に打ち取ったが、痛すぎる失点となった。5回は2死から連続四球を与えたが、ウィンを遊ゴロに仕留めて切り抜けると、6回には5番・ゴーマンから3者連続三振。2死からチャーチを外角低め直球で見逃し三振に仕留めると、グラブを叩き、右手を掲げて気持ちを表現した。千賀は22年オフに5年総額7500万ドル(約99億円、当時)の大型契約でメッツに入団。契約初年度の23年は166回1/3を投げ、12勝7敗、防御率2.98の好成績を残したが、翌24年は春季キャンプで右肩を故障。7月26日(同27日)のブレーブス戦で復帰したが、この試合で左ふくらはぎを故障し、登板は1試合にとどまった。昨季は順調に開幕を迎えたが、6月に右太腿裏を痛め、戦線離脱。7月に復帰を果たしたが調子が上がらず、9月にマイナー降格。最終的には22試合で7勝6敗、防御率3・02だった。今春のオープン戦では3試合に登板し、計9回2/3を投げ、防御率1.86を記録。イニング数を上回る11三振を奪い、与四球は1個と制球力の向上も示した。5年契約の4年目を迎える右腕の勝負の1年が始まった。