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Bジェイズ・岡本2戦連発で日米通算250号!巨人で先輩・ロッキーズ・菅野「間違いなく活躍する」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が30日(日本時間31日)のロッキーズ戦の9回に2戦連発の2号ソロを中堅左へ放ち、日米通算250号に到達した。巨人で10年間チームメートだった菅野智之投手(36)とのメジャー初対戦は空振り三振と四球。2打席ともフルカウント勝負の熱戦で終え、改めて今後の活躍に太鼓判を押された。
10点差をつけられていた9回1死。岡本は開幕後の打席では最速を計測した右腕ドーランダーの99・2マイル(約159・6キロ)の直球を捉えた。中堅左のフェンス上の柵に当たってグラウンドに跳ね返り、判定は三塁打。リプレー検証の末に柵越えと判定された。2戦連続2号で日米通算250号に到達。メジャーでも戦っていけることを見せつける「160キロ撃ち」だった。菅野は「間違いなく活躍する」と断言した。18・44メートルを挟んだマウンド上で確信した。岡本が新人だった15年から10年間、同じユニホームを着て本塁打王3度など階段を駆け上がっていった過程もよく知る。巨人でエースと4番の看板を背負った7学年違いの戦友。初対決がメジャーの舞台で訪れた。「どうしても特別な感情があった。絶対抑えたいと思ったし、18歳の時から成長を見てきた。感慨深いものがあった」2回2死から投げ込んだ初球は94・6マイル(約152・2キロ)のツーシーム。昨季直球の平均球速92・9マイル(約149・4キロ)を大きく超え、気持ちが表れた。最後はフルカウントから7球目のカットボールで岡本のバットが空を切った。5回先頭ではカウント2―2から最速94・8マイル(約152・5キロ)まで上がった。「僕の中でも渾身(こんしん)の一球だった」という内角直球はボールで「あそこをしっかり見逃してくる」とうなずいた。ファウル2球を挟んだ8球目の外角カットで四球。捕手グッドマンが自動投球判定システム(ABS)を求める際どい球だった。2打席とも走者はなく、計15球の勝負で2人だけの世界を堪能した。菅野は改めて岡本の長所を「選球眼。しっかりとゾーンの見極めができる選手」と褒め、「プラス守備の不安が全くない。バッティングに集中できる凄く価値のある選手」と称賛した。最終回の本塁打で開幕から4戦連続安打とし、好守も連発。「名前がコールされても(球場の反応が)凄い。トロントでなじみの選手になっている。“いいなあ”と思う」。早くも周囲から認められた後輩の雄姿に素直に頭を下げた。(笹田幸嗣通信員)